2009-10-14
管理に時間かけてる暇あるんだったら、メンバーとのコミュニケーションに時間かけたら?
なんつーか、俺も今の現場でプロマネやってるけど、俺とはやり方が違うなと。
日本のマネジメントの弱さは、個々のプロフェッショナリズムの欠如が原因かも
http://anond.hatelabo.jp/20091013063739
そもそも、メンバー全員のTodo、線表を把握するのがプロマネの仕事。それができなきゃ管理以前の問題。
Todoとタスク進捗把握した上で、各メンバーの負荷をいかに分散するかがうまくプロジェクトを回せるかどうかというポイントになるかなと。
で、その管理するタスクのレベルが大まかであればあるほど、プロマネは楽できる。
だから、彼らのToDoをこちらで管理して、進捗がどうかメール/電話で確認(彼らから報告をあげてこない)して、
期限破った報告してこないからこちらから連絡して。
なんつーか、無駄なことやってるなと。そんなのメールで送るより、毎日朝夕にメンバー集めてミーティングして進捗報告してもらえば手間がかからずにいい。俺のところは毎日朝夕にミーティングやってるな。10〜15分程度の。
そこで、各人のタスクを「見える化」する。俺の場合は1日単位でホワイトボードにタスクと担当、期限、ステータスを書く形かな。
さらに、議事録作って、同報でメンバーに送り、俺の認識と齟齬がないか確認する。それぐらい。
まあ、案件管理にMantis等のツールが使えればそれ使うにこしたことはないが、少なくとも誰が何をいつまでやるかは把握しなければ話にならない。さらにいえば、誰が何やってるかを共有する必要もある。そのための朝会、夕会って感じだ。
そもそも、こうなること自体管理能力疑われる話。プロマネいてもいなくても同じじゃん、それって。
共有すべき情報は、みんなが集まる場に出させて共有させたほうが早い。
それ以前に、「誰が何やってるか」を把握できてるかが怪しいかな。何やってるかある程度把握できてる場合、メンバーが出す情報から分析して、「これ足りないんじゃねーの?どうなってます?」って逆にアクションかけないとまずい。
結果だけ共有してもしょうがない。プロセスも共有しないと、もし間違いがあったときの手戻りが難しくなる。
で、見てると、なんつーか、メールに頼りすぎ。
俺の場合は、相手に進捗聞いたり質問するときは、直接相手のところに行ってますけどね。進捗聞かなくても、ちょこちょこ回って状況聞いてたり。机に座ってる時間って、結構少なかったりするよ。
1日のうち、最低1回は各メンバーのところ回ってるし。たまにカップのコーヒーとかお菓子持ったりして。
まあ、メールが苦手ってのもあるけど、直接顔を合わせることで、文面や成果物に出ないモチベーションの変化が少しだけわかるような気がするんで。むしろ、そっちのほうが怖い。
文章よりも、文章に現れないものが結構重要だったりすると感じるんで。
基本的に、記録残す必要があるものについてはメールで出して、その後で出した人のところに行ってさらに詳しく話を聞くスタイルですね。
一見手間がかかるように見えるけど、案外近道だったりする。齟齬が早い段階でなくなるという意味では。
スケジュール建てて、遅延するからリスケして、アウトソージング先の人に謝って。
また遅延するからリスケして。
本当は遅延しそうなところが終わってから外注したいけど、全体スケジュールがもう死ぬほど遅れてるからそれもできなくて。
・・・えーと、リスケ繰り返すって時点で管理能力に?がつくというか。
遅延の要素って色々あるんだが、なんつーか、クリティカルパスを意識できてねえような気がする。
その上でスケジュール立てるときに、順調な状況のシミュレーションだけでなく、最悪何日ずれるかという見込みが要る。
その間をとって線を引くと、ある程度リスクバッファができるし。
さらにいえば、スケジュール立てるときって、進捗状況に合わせて柔軟に変える必要はある。
たとえば、工期5日とってるタスクの進捗の場合、本来、毎日進捗確認するのが理想だが、途中の段階でどれぐらいできてるか、遅れそうな場合はどれぐらい遅れそうかというヒアリングはやっといて、遅れそうなときは早めにリスケするのがいいかな。結果的に、そっちのほうが、尻に火がつかない分、品質は向上する。
で、そんな感じで細々とした管理とリスケに追われて、価値のある部分=PJ内容や戦略的な部分を考える/話をする時間が無くなって。
いや、そこらへんって、まともに管理できてからの話だと思うけどね。それ以前に、マネージメントする側が目的を真の意味で理解してなければ戦略もクソもない。プロジェクトには、そのプロジェクトの成功によって、会社にどういう影響を与えるかというのがあって、そこにうまく達成させるためにどう舵取りし、どのスローガンを持たせるかというのがある。
そこらへんを整備するのが、いわゆる「黄金の3日間」って奴。PMBOCだったら「プロジェクト憲章」あたり。そういうのは最初が肝心だし、折々のタイミングで再確認することが必要だろう。
そもそも上に立つ奴がメンバーのせいにする時点でプロマネ以前の話だけどね。手持ちのカードでなんとかするしかねえ話なわけで。
手持ちのカードがブタしかなかったら、それをフルハウスぐらいにするのがプロマネの手腕なんですけどね。てか、それが醍醐味だと個人的に思うわけだが。それに、管理業務って、メンバーのためにどうしても時間を割く性質はある。
メンバーが気持ちよく効率的に仕事するために邪魔になるものを除けたり、ボトルネックになってるところを広げたりするのがプロマネの仕事で、楽したいと思うんだったら、気持ちよく権限委譲することでこっちの管理の手間を軽くするしかない。
いや、この自分の役割すら理解していない自称プロマネをどうにかしないと。
舐められるだけだったらまだしも、そのままいくと鉄板で放流されるよ。てかもう上の人は放流モードに入ってると思うけど。
自律して管理できることメリットを自覚できなければ、いつまでたっても自律はしないわな。
で、自律に必要なのは、「対話」なんだよね。
自分で決めたスケジュールを押し付けるのではなく、部下が決めたスケジュールを頭に入れて、その上で柔軟にスケジュールを考慮したり、部下が献策してきたら、きちんと耳を傾けて、取り入れるべきところを取り入れるし、直せばよくなるところは「こう直したらどうかな」と提示して考えさせる。自分の意見が反映され、その上仕事が楽になることがわかれば、黙っても自律心がついてくるけどね。
知らないけど、報告書挙げてこない営業とか、全体に影響するコード修正を共有しないSEとか、共有の必要な内容を共有しないからいちいち連絡が必要な部下とかけっこういるんじゃないの?
(もちろんその報告プロセス等に問題がある場合はあるだろうけどね。営業職の仕事時間の50%が報告書作成とかはあり得ないし)
管理する側だったら、報告プロセスの見直しも考えたほうがいいかな。なんつーか、個別で対応するよりも、共有すべき情報、進捗状況については、皆を集めて話をしたほうがいいと思う。朝はやってるところは多いだろうけど、できれば夕方あたりもやったほうがいいかな。
「俺が引っ張ってやる」というより「皆がほどほどに引っ張って楽しよう」ってのが俺の考えなんで。
まあ、小規模プロジェクトだからそういうのができるってのはあるが。