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日本や世界で現在進行形の最新の軍事情報を選別して、誰にでもわかるような文章で解説します。ホットな事件や紛争の背景や、将来の展開を予測したり、その問題の重要性を指摘します。J-rcomでは、日本で最も熱い軍事情報の発信基地にしたいと頑張ります。(1999年11月)
2009.10.27
北沢防衛相 「辺野古」容認を示唆 普天間移設「公約違反にあらず」
カテゴリ自衛隊政策出典 毎日新聞 10月27日 夕刊
記事の概要
北沢防衛省は27日午前の記者会見で、普天間飛行場をキャンプ・シュワブ沿岸に移設する計画について、「国外や県外に移設という我々(民主党)の選挙公約をまったく満たしていないと認識するのは間違いだ」と述べ、容認する姿勢を改めて示唆した。
日米政府が合意した米軍再編計画では、在沖海兵隊がグアムに移転するほか、普天間のKC130空中輸送機を岩国(山口県)に移転することが盛り込まれており、鳩山首相が衆院選で公約した「海外・県外移転」にあたるとの見解を示した。
しかし同党は衆院選マニフェストで米軍再編計画について「見直しの方向で調整する」としており、現行計画をそのまま認めることに矛盾する。
鳩山首相は県外移転の可能性を否定していない。岡田外相は嘉手納統合を軸に検討する考えを示している。首相と関係閣僚の見解が分かれた。
北沢防衛相はインド洋での給油活動継続を否定したが、東アフリカ・ソマリア沖の海賊対策への転用を検討していることを明言した。
北沢防衛省は27日午前の記者会見で、普天間飛行場をキャンプ・シュワブ沿岸に移設する計画について、「国外や県外に移設という我々(民主党)の選挙公約をまったく満たしていないと認識するのは間違いだ」と述べ、容認する姿勢を改めて示唆した。
日米政府が合意した米軍再編計画では、在沖海兵隊がグアムに移転するほか、普天間のKC130空中輸送機を岩国(山口県)に移転することが盛り込まれており、鳩山首相が衆院選で公約した「海外・県外移転」にあたるとの見解を示した。
しかし同党は衆院選マニフェストで米軍再編計画について「見直しの方向で調整する」としており、現行計画をそのまま認めることに矛盾する。
鳩山首相は県外移転の可能性を否定していない。岡田外相は嘉手納統合を軸に検討する考えを示している。首相と関係閣僚の見解が分かれた。
北沢防衛相はインド洋での給油活動継続を否定したが、東アフリカ・ソマリア沖の海賊対策への転用を検討していることを明言した。
コメント
これから言うことは北沢防衛相のことを指しているわけではない。ごくごく普通の一般論として知っておいて欲しい。
日本政府の関係者で米国の軍事政策や安全保障の主旨に反対したものは、日本にいる米国の情報機関や、その配下の情報機関の者が、個人的なスキャンダルを徹底的に調査して、脅すことはごくごく普通の常識なのだ。
だから政治を志す若い人は、どのような時でも自分のスキャンダルを抱えないように最大限の注意を払わなければならない。
具体的には、政治資金の集め方や使い方、女性問題、犯罪歴、脱税、過去の個人トラブル(恨み)などが挙げられる。
知り合いのある調査官は、「米軍は我々に政治家や実業家のスキャンダルばかり調べさせる」と文句を言った者がいた。1発で政治生命を飛ばすようなスキャンダルである。
もし北沢防衛相にそのような知識がなかったなら、非常に不幸なことになる。
だれが考えても、辺野古容認はマニフェスト範囲内とは思えない。それでも北沢防衛相が示唆するのは、かなり強い強迫観念を感じているからではないだろうか。
それほど権力闘争は厳しいといえばそれまでだが、私は岡田外相が偉いと思うのはその点である。スキを作らないからだ。北沢防衛相の予想外の発言だが、それだけアメリカが焦ってきたからといえる。
もう軍事問題ではなく政治(権力)闘争である。もしここで鳩山政権が辺野古沿岸案で妥協すれば、来年の参議院選で民主党はツケを払わされる。沖縄の民意を踏みにじったツケである。維新も改革も吹き飛んでしまう。
ーーーーーーーーー
先日、友人とJR神田駅で待ち合わせ、駅近くの串揚げ屋で一杯飲んだ。その待ち合わせの時、近くの書店で、半藤一利氏著 「昭和史 1926→1945年」 平凡社ライブラリー(文庫) 900円 を買った。
今日は午後からその本を自宅で読んでいた。ちょうど日独伊三国同盟をめぐり、反対していた海軍が賛成にかわる過程を読んだ時に夕刊が届いた。その夕刊にこの記事があった。
戦争に向かって歯車が動き出す時、些細な勘違いや思いこみが重なって大きな流れが生まれる。この本で得た教訓である。
これから言うことは北沢防衛相のことを指しているわけではない。ごくごく普通の一般論として知っておいて欲しい。
日本政府の関係者で米国の軍事政策や安全保障の主旨に反対したものは、日本にいる米国の情報機関や、その配下の情報機関の者が、個人的なスキャンダルを徹底的に調査して、脅すことはごくごく普通の常識なのだ。
だから政治を志す若い人は、どのような時でも自分のスキャンダルを抱えないように最大限の注意を払わなければならない。
具体的には、政治資金の集め方や使い方、女性問題、犯罪歴、脱税、過去の個人トラブル(恨み)などが挙げられる。
知り合いのある調査官は、「米軍は我々に政治家や実業家のスキャンダルばかり調べさせる」と文句を言った者がいた。1発で政治生命を飛ばすようなスキャンダルである。
もし北沢防衛相にそのような知識がなかったなら、非常に不幸なことになる。
だれが考えても、辺野古容認はマニフェスト範囲内とは思えない。それでも北沢防衛相が示唆するのは、かなり強い強迫観念を感じているからではないだろうか。
それほど権力闘争は厳しいといえばそれまでだが、私は岡田外相が偉いと思うのはその点である。スキを作らないからだ。北沢防衛相の予想外の発言だが、それだけアメリカが焦ってきたからといえる。
もう軍事問題ではなく政治(権力)闘争である。もしここで鳩山政権が辺野古沿岸案で妥協すれば、来年の参議院選で民主党はツケを払わされる。沖縄の民意を踏みにじったツケである。維新も改革も吹き飛んでしまう。
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先日、友人とJR神田駅で待ち合わせ、駅近くの串揚げ屋で一杯飲んだ。その待ち合わせの時、近くの書店で、半藤一利氏著 「昭和史 1926→1945年」 平凡社ライブラリー(文庫) 900円 を買った。
今日は午後からその本を自宅で読んでいた。ちょうど日独伊三国同盟をめぐり、反対していた海軍が賛成にかわる過程を読んだ時に夕刊が届いた。その夕刊にこの記事があった。
戦争に向かって歯車が動き出す時、些細な勘違いや思いこみが重なって大きな流れが生まれる。この本で得た教訓である。