市民が行政・議会・一部のネット族を監視するための辛口情報紙・東村山市民新聞

これが「保育園つぶしの手口」だ!
これが
佐藤自身が
自白した保育園つぶしの「手口」だ!
(佐藤発言 04.9.10本会議)
「ガイドラインの6番に、意見書の提出についてというところがあります。
意見書はもう市は出されたのでしょうか。出したとすれば、そこには第2か
ら第5までを踏まえて出せと書いてあります。その整合性について明確
にお答えください。」
と叫び、「りんごっこ保育園」つぶし=開園阻止のため、佐藤は必死に、「ガイドライ
ン」第6(市長の「意見書」の提出要件)があるから、ガイドライン第2〜第5を踏まえ
れば「市長の意見書」は出せるはずがない、「整合性があるのか」と主張した。
ところが、どうも、物忘れが激しいようで、5年たつと、すっかり「知らぬ顔の
半兵衛」を決め込んで、下のようにとぼけたご主張なのである。
「これはもちろん市としての良識を示した『指針』であり、『認可基準』では
ありません。あくまで認可権者は東京都であり、指針に強制力がないこ
とは誰にでもわかる話です。守らなかったからといって、開園できない
わけではありません。市の指針を満たさない(満たせない)認可保育園だ
というだけの話ですので、都の認可・不認可には影響を与えません。」
などと忘れたフリをしているから笑える話だ。
「認可保育園のつぶし屋=待機児保護者の敵」に、まともな議論は到底無理という
ことかもしれないが、ならば、少なくとも、市長の「意見書」の「提出要件」を義務付け
た「ガイドライン」第6「市長は、東京都知事に対し私立保育所の設置申請に係る意見書
を提出するときは、第2から第5までの経過を十分踏まえたものとするようにしなけれ
ばならない。」 は削除することだ。できるのか?早く態度で示せ。できないということは、
保育事業者を参入させない障壁を残そうという意思の表れそのものだ。 (敬称略)
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(04.6.10本会議)
「佐藤質問A」
定員60名以上のいわゆる大規模な保育所のうち、次に該当する保育所の件数はそれぞ
れ何件でしょうか。1つ目、3歳以上児が半数以上を占めるところ。2つ目、乳児室、保育
室以外に子供たちが生活・活動できるスペース、廊下やホール、多目的室や中庭などが
ほとんどない施設。3番目、屋外遊戯場を近所の公園で代替えしている施設。4つ
目、園舎が2階建て以上の施設。5つ目、都市部または都市近郊に立地している施
設。最後に、設置主体が個人であるもの。
「部長答弁A」
「定員60名以上の保育所のうち」という部分でございますが、「3歳以上児が半数以上を占
める」施設は、定員60名以上の5施設のうち、3施設となっております。「乳児室・保育室以
外に子供たちが生活・活動できるスペースがほとんどない」につきましては、保育室以外
の子供たちが活動するスペースに関する数値、有無の統計に関してデータがありません
でした。「屋外遊戯場を近所の公園で代替している」につきましては、全体で13施設
のうち5施設あり、定員が60名以上では2施設がございました。「園舎が2階建て以
上」につきましては、全体で11施設、2階だけで保育を実施している保育園は4施設
であります。60名以上では、5施設すべてが2階建て、もしくは2階建て以上となって
おります。「都市部または都市近郊に立地する」施設につきましては、区部が7施
設、市部が6施設となっており、60名以上では、区部が1施設、他の4施設が市部に
開設されております。「設置主体が個人」の施設につきましては、全体で3施設あります
が、60名以上の施設につきましては、1施設となっております。
「佐藤質問D」
一連の騒動を教訓にして、いわゆるガイドラインが策定された今、市と事業主側とが一
定の結論に達した場合でも、市としてはガイドラインに沿って進める用意はありますでしょ
うか。また、別枠として処理してしまうということがあるのでしょうか。(04.6.10本会議)
「佐藤質問7番」
指針は大事にしたいけれども、司法の判断もあり理解いただきたいと述べています。(不
規則発言多し)これはガイドラインですけれども、認可のガイドラインなのか、それとも開
園、保育実施についてのガイドラインなのか伺います。(04.9.10本会議)
「佐藤質問9番」
なぜ10月開園を合意に盛り込んだのでしょうか。少なくとも合意の是非は別にして、合意
前にガイドラインのこと、あるいは開園準備のこと、事業主とまた庁内どういうふうに協
議してきたのか、あるいはしなかったのか。せめてそこはすべきだったのではないかと私
は思っています。あったならあったと言ってください。 (04.9.10本会議)
「部長答弁F」
Fでございますが、認可保育所の設置に関しては、児童福祉法に基づき、国の設置基準
及び東京都による設置要綱に基づき、事務手続を進めているわけでありますが、御案内
のように、請願の提出や議会で論議されますように、設置に関する指導指針の作成が課
題とされ、昨年9月の児童育成計画推進部会からの提言も踏まえまして、保育所設置指
導指針を作成いたしました。新たな件につきましては、今日まで養われてまいりました当
市の保育水準を維持・向上させるための指導・助言等を行うに当たり、児童福祉施設最
低基準にあります「設置者は最低基準を超えて、常に向上させなければならない」の趣旨
に図りまして、設置予定者との事前協議を十分に行い、当市にふさわしい保育園づく
りに役立てていくものであり、了とされない限り意見書も否定的な内容で書かざるを
得ません。 (04.9.10本会議)
「佐藤再質問@」
10月1日から初めて実態がわかるんでは遅いんですよ、市長。再質問続けますけれども、
ガイドラインの6番に、意見書の提出についてというところがあります。意見書はもう
市は出されたのでしょうか。出したとすれば、そこには第2から第5までを踏まえて出せ
と書いてあります。その整合性について明確にお答えください。
次、ガイドラインの問題は結局どこにかかわるかというと、この申請が新たなものか、
前回のものが引き継いでいるかという問題になるんです。私は、都の担当へ行ってまいり
ました。都は前回と今回の申請は、別物だと、法務の見解として伝えてくれました。その確
認をお願いいたします。お答えください。 (04.9.10本会議)
「市長再答弁@」
ガイドラインの件でございますけれども、これは今回の書類提出に当たりましては、基本
的には、当初の書類が基本となっております。そんな関係から、ガイドラインの件は大変
御指導しにくうございますけれども、今、果敢に所管から御指導をする中で、幾つかは改
善に向かって努力をしているようでありますし、時間をかけながらというのはそういう意味
であります。(04.9.10本会議)
「佐藤再々質問」
これでも市長開園させるんですか、この状態で。直接出向いてもいない、国や都にも確
認をしない、三審までやったわけでもない、どこに根拠があって今回、開園するんですか、
さっぱりわかりません。議会もこんな予算通せない、冗談じゃない、市民に説明がつかな
い。去年ああやって否決したことが、7名の減、あとは何もわからない、育成部会の質問
にも何も答えていない、こんな状態で開園すること断固反対します。最後に市長の見解
を聞かせてください。とりやめてください。(04.9.10本会議)
「市長再々答弁」
いろいろな立場でいろいろなお考えがあるのは重々承知の上であります。しかし私は、私
なりにきちんと手法やいろいろ手順を踏んでやってきましたので、これは曲げることはでき
ません。(04.9.10本会議)
「公明・川上質問@」
次、大きな2番目として、東村山市の認可保育園設置基準にかかわる指導指針、いわゆ
るガイドライン関係についてお聞きしたいと思います。@として、昨年末に作成されたガ
イドラインは何のためにつくったのか、明らかにしていただきたい。そして、Aとし
て、今回の新規・再申請に対してどのような効果や好影響があったのかを明らかにし
ていただきたいと思うところであります。(04.9.30本会議)
「部長答弁@」
市では、今日まで培われてきた当市の保育水準を維持・向上させるための指導・助言等
を行うに当たり、児童福祉施設最低基準にあります「設置者は最低基準を超えて常に向
上させなければならない」とのことからも、設置予定者との事前協議を十分に行い、当市
にふさわしい保育園づくりに役立てていくためであると考えております。
「公明・島田質問@」島田久仁議員)
4点目に、ガイドラインについて伺います。9月定例会の川上議員の質疑にもありました
が、ガイドラインに沿った何らかの改善がされていくのかということで、開園後、1カ
月が経過しましたが、ガイドラインに沿って保健福祉部よりどのような指導がなさ
れ、どう具体的に改善されたのか伺います。 (04.10.30本会議)
「現自民系・島崎質問@」
次に、4番のガイドラインの適用です。@として、今回の申請に当たって適用しなかった
根拠は何なのか伺います。A、都は、認可申請書を平成15年度のものと区別し、新たな
申請と認識したのではないか、都へ確認をとって答えていただきたい。 (04.10.30本会
議)
「福祉部次長答弁@」
4番のガイドライン関係について、答弁申し上げます。適用しなかった根拠でありますけれ
ども、ガイドラインの適用については、市の理念はわかるが、法律に基づき判断するのが
裁判所の役割であるとの見解が裁判所から示されていることは、これまでも答弁したとこ
ろでございます。その中で、和解協議の場において、主に定員の削減に関して努力してき
たつもりであります。 (04.10.30本会議)
(敬称略) |

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