【政治】人選めぐり小沢氏に陳謝 事業仕分けで平野氏2009年10月26日 18時45分 平野博文官房長官は26日午後の記者会見で、行政刷新会議の「事業仕分け」を担当する民主党議員の人選をめぐる混乱に関し、小沢一郎幹事長を国会内に訪ね陳謝したことを明らかにした。小沢氏には仙谷由人行政刷新担当相を近く説明に行かせる方針も伝達。小沢氏の了承がなければ、政権運営が進まない実態を浮き彫りにした格好だ。 平野氏によると、混乱の原因を「官房長官としての窓口機能や、担当相と党の連携が不十分だった」として小沢氏に「申し訳ありません」と述べたという。また仙谷氏が専門家の起用など新たな考え方で人選した上で報告する考えを伝えた。 会見で平野氏は「党から人を入れるのなら党側に説明しないといけない。要は説明不足。連携が取れればこの問題は解決する。政府としてきちんと謝った」と述べた。 仕分けを担当する民主党議員約30人に新人議員14人が選ばれたことなどに小沢氏が不満を示していた。 (共同)
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