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	ＷＴＣ移転問題　妥協案に府議会迷走
	生野のマンションでガス爆発事故
	「相乗り回避」の矢田さん　薄氷の勝利
	「ダイビル」１１月末から解体　新ビルは復元しつつ建設
	「姫路モノレール」公開へ
	ＪＲ西運輸安全マネジメント　改善状況を確認
	姫路父親が長男と無理心中か
	「ドロップシッピングで損害」と集団提訴

最終更新日時：2009年10月27日 05:24

ＷＴＣ移転問題　妥協案に府議会迷走

大阪府庁のＷＴＣへの移転案は、移転の是非を問う採決を先送りしたまま、ＷＴＣビルを先行取得する妥協案をめぐり、各会派の調整が難航しました。大阪府庁をＷＴＣへ移転するには、議会の３分の２の賛成が必要ですが、現時点では可決は不可能な情勢です。このため最大会派の自民からは、移転の採決を先送りにして、ＷＴＣビルを買い取る予算案だけを過半数の賛成で可決しようという妥協案が出ています。「庁舎移転しなきゃいけないと思っている。（建物取得と移転ともに）ダブルでペケになれば、１２月の期限もあるので前に動かなくなる。前に進む可能性を取るべきだと思う」（橋下徹大阪府知事）しかし、使い道が決まっていないビルを８５億円もの税金を投じて買うことに反発も強く、調整は難航しました。またこの妥協案に反発を強めた自民会派の議員５人が、会派からの離脱を表明するなど混乱が深まっていて、採決は２７日未明にずれこみそうです。

( 2009/10/27 5:22: 更新)

生野のマンションでガス爆発事故

２６日夕方、大阪市生野区のマンションで爆発事故があり、住人の男性が軽傷を負いました。警察では都市ガスがもれて引火したとみて調べています。２６日午後５時４５分ごろ、大阪市生野区新今里のマンションで「爆発音がした」と住人から警察に通報がありました。警察と消防が駆けつけたところ、マンション５階の一室の窓ガラス２枚が割れて破片が路上に散乱していたほか、部屋の天井部分がはがれ落ちていました。また、この部屋にいた３４歳の男性が首などに軽いやけどを負いましたが、ほかにけが人はいませんでした。警察では男性の部屋から都市ガスがもれて引火したとみて詳しい原因を調べています。

( 2009/10/27 5:21: 更新)

「相乗り回避」の矢田さん　薄氷の勝利

花束を受け取り、登庁する矢田市長

２５日の神戸市長選で３選を果たした矢田立郎市長。しかし、これまでとは違った構図で戦った選挙戦は若手の新人に肉薄され、まさに「薄氷の勝利」でした。
任期満了に伴う神戸市長選で３選を果たした矢田立郎市長。新人の樫野孝人さんの猛追を、約８０００票の僅差でかわしての勝利でした。
「大激戦の選挙だったが、みなさんの熱い思いでもってこの勝利を得ることができた」（矢田市長）。
今回、矢田さんの陣営はこれまで２期８年続けてきた自・公・民の３党相乗りを避け、民主党の単独推薦で戦うことを決めました。一方、樫野さんは党の推薦は受けず、助役出身の市長が続く古い体質を断ち切ることが大事だと訴えましたが、わずかに及びませんでした。
投票率はほぼ前回並み。しかし、前回９万票余りあった票差が激減した矢田市長に神戸市民は…。
「いつの間に民主党に変わったのと思った」「やり方はほとんど自公民同じ中での市長。なんで民主党単独なのかな？矢田さんはそれほど民主党の票がほしかったのかな？と」（神戸市民）。
「現政権ができる過程の中で、『相乗りをやめるんだ』となって、民主党の県連に推薦を求めた」（矢田市長）。
一方、今回矢田さんにソデにされた自民党の幹部も、複雑な表情を浮かべます。
「どうするんですかね。自公多数なのに議会運営はどうするのか、我々も理解したがい部分がある。最初はギクシャクするのでは」（自民党兵庫県連・五島壮幹事長）。
再び神戸の舵を取ることになった矢田市長。しかし、選挙戦で選んだ戦術の代償は、今後の議会運営に重くのしかかることになりそうです。

( 2009/10/26 20:00 更新)

「ダイビル」１１月末から解体　新ビルは復元しつつ建設

完成予想図

大阪初の本格的オフィスビルとして大正時代に建築された「ダイビル」が、来月末いっぱいで解体作業されることになりました。
今から８４年前に建築されたダイビル。モダンな要素が随所に取り入れられたダイビルは、長年にわたり中之島の風景として親しまれてきました。しかし、老朽化や耐震性の問題から、周辺の再開発事業に伴って来月末から解体工事が始まることが決まりました。そして、跡地に建築されるビルとして発表されたのが「中之島ダイビル・ウェスト（仮称）」。地上６階までの低層部は、現在のダイビルのレンガや石材・タイルなどをできる限り保存して外観と内部のイメージの復元を図り、高層部には新たなビルを付け足します。２２階建てとなる新しいビルの高さは１１０メートル・総事業費は約２００億円で、２０１３年の春ごろ完成するということです。

( 2009/10/26 19:56 更新)

「姫路モノレール」公開へ

昭和４０年代に兵庫県姫路市を走っていた市営モノレールの車両が、来月３５年ぶりに一般公開されることになり、ひと足先に報道陣に公開されました。
これが公開されたモノレールの車両です。味のあるレトロな車体は、３５年間薄暗い駅舎の中にあったため、たくさんのホコリに覆われています。旧・姫路モノレールは昭和４１年、旧国鉄姫路駅と手柄山中央公園で開かれた「姫路大博覧会」の会場とを結ぶ主要アクセスとして開通しました。市民の足として活躍していましたが、利用客の減少で８年後に廃止となり、４台の車両は駅舎の倉庫で眠っていました。姫路市では、今も残るモノレールの駅舎を改修し、再来年の春、車両と共に一般公開する予定にしていますが、倉庫にある車両を駅舎に移す来月１５日にも、１日だけ公開されます。

( 2009/10/26 19:54 更新)

ＪＲ西運輸安全マネジメント　改善状況を確認

２７日に調査結果を公表

国土交通省はＪＲ西日本に対して「運輸安全マネジメント評価」、安全管理体制の調査を行い、去年からの改善状況を確認しました。「運輸安全マネジメント評価」は福知山線脱線事故を受けて２００６年１０月に始まったもので、制度のきっかけとなったＪＲ西日本に対して実施されるのは４回目です。今回、国交省はＪＲの安全対策について、安全性基本計画で導入されたリスクアセスメントの実施状況などを中心に調査することにしています。ＪＲの佐々木隆之社長は冒頭の挨拶で、脱線事故の最終報告書案をめぐる情報漏洩などの問題について「深く反省している」と述べました。国交省は２６日午後初めてＪＲの現場視察を実施した上で、２７日に調査結果を公表する予定です。

( 2009/10/26 12:05 更新)

姫路父親が長男と無理心中か

父子が死亡

兵庫県姫路市の住宅で60歳の父親と33歳の長男が死亡しているのがみつかりました。警察は父親が病気を苦にして無理心中を図ったとみて調べています。26日午前１時すぎ、兵庫県姫路市市川台の林明夫さん宅で「父と兄が死んでいる」とねこの家に住む次女から警察に通報がありました。警察がかけつけたところね父親の林明夫さん（60）が２階の部屋のドアノブにロープのようなものをかけ首をつって死亡していて、長男の慶英（33）さんは部屋に敷いた布団の上で首にひものようなものを巻かれた状態で死亡していました。調べによりますと長男の慶英さんは精神不安を訴え、治療中で父親の明夫さんも脳梗塞を患い闘病中だったということでね警察は病気を苦にした明夫さんが将来を悲観して無理心中を図ったとみて調べを進めています。

( 2009/10/26 12:05 更新)

「ドロップシッピングで損害」と集団提訴

提訴する原告の代理人

業者と契約を結んだ人がネットショップの店主として商品を売る「ドロップシッピング」で損害を被ったとして、元店主が集団で訴えを起こしました。訴えを起こしたのは大阪や東京に住む会社員ら合わせて４人です。ドロップシッピングとは業者と契約を結んだ人がネットショップの店主となり価格を自由に設定して注文を受けるシステムで、業者が直接客に商品を送るため店主は在庫を抱えずに売ることができます。訴えの中で原告は業者から「絶対儲かる」などと勧誘され１００万円以上の契約金などを支払って店主になったものの実際は利益が得られなかったと主張しています。原告は「契約はクーリングオフが可能なはずで、契約の際には事実と異なる内容で勧誘された」として契約金など約６８０万円の支払いを求めています。訴えられた業者は「訴状が届いていないので、現時点ではコメントできない」としています。

( 2009/10/26 12:05 更新)

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