アフガニスタンで26日、アメリカ軍ヘリコプターの事故が相次ぎ、アメリカ兵11人とアメリカの民間人3人の合わせて14人が死亡しました。
事故があったのはアフガニスタンの西部と南部で、西部では麻薬取引への関与が疑われる武装勢力の掃討作戦に加わっていたヘリコプターが墜落、アメリカ兵7人とアメリカの民間人3人が死亡しました。
また、南部では2機のヘリコプターが空中で衝突、墜落し、アメリカ兵4人が死亡したということです。
現時点で詳しい原因は分かっていませんが、ISAF=国際治安支援部隊は声明で「いずれも敵の攻撃によるものではないとみられる」と発表しています。
一方、反政府勢力タリバンのスポークスマンは、北西部バドギスでヘリコプター1機を撃墜したと発表しましたが、関連は現在のところ確認されていません。
今年、アフガニスタンで死亡した人数は420人を超えており、2001年にアメリカが攻撃を開始して以来、最多となっています。(27日00:25)