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曽野綾子氏、日本郵政取締役に内定

2009年10月26日23時32分

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写真:作家の曽野綾子氏作家の曽野綾子氏

 亀井静香郵政改革相は26日、日本郵政の西川善文社長が退任した後の新経営陣として、作家の曽野綾子氏(78)が社外取締役に就くことを明らかにした。現在7人の社外取締役のうち、奥田碩・トヨタ自動車相談役(76)は留任する見通し。亀井氏は新経営陣について「新たに5、6人が入る」と述べており、指名委員会が開かれる28日までに全容を固める方針だ。

 日本郵政が28日開く取締役会で西川氏が退任後、指名委で曽野氏を含む新任取締役候補が指名される見通し。亀井氏は、地方自治体関係者や学識経験者などを軸に人選を進めている模様だ。現在の社外取締役には小泉政権で活躍した財界人も多く、奥田氏以外は交代になる可能性が強まっている。

 亀井氏は記者団に対し、曽野氏を選んだ理由について「感性、見識、知恵を日本郵政にいただきたい」と述べた。曽野氏は保守系の論客として知られ、95年から10年間、日本財団会長を務めたほか、教育改革国民会議の委員などを歴任。親族が郵便局長だったことから郵政事業への思い入れは深いという。

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