酒井被告が執行猶予短狙い離婚表明か
国民的アイドルが法廷に立つ日がやってきた。覚せい剤取締法違反(所持、使用)の罪で起訴された女優酒井法子被告(38)の初公判が26日午後1時半から、東京地裁で開かれる。逮捕後の供述通りに常習性を認め、更生の具体策を示せるかなどが、裁判のポイントとなりそうだ。
のりピー初公判がいよいよ行われる。実刑か、執行猶予かにも影響する、裁判のポイントはいくつかある。
(1)覚せい剤の常習性を認めるか 酒井被告はこれまでの取り調べに「夫に勧められ、あぶりをやった」「10回ほど吸った」などと常習性を認めてきた。この通りの証言をするかどうか。入手経路や使用頻度など正直に話さないと、裁判官に与える印象は悪くなる。もし否認する部分があると、夫の高相祐一被告(41)を証人に呼ぶなど、裁判が長期化する可能性がある。
(2)薬断ちの具体策を示せるか きょう26日に懲役1年6月の求刑がなされる見込みだ。謝罪は必要だが、それだけでは不十分。事務所関係者や親類が情状証人として出廷し、執行猶予中の監督役を確約するなどの具体策が必要。夫から覚せい剤を入手したとしているので、離婚の意思を示し、決別を訴えれば、短い執行猶予など“減刑”につながるという。関係者によると、酒井被告は離婚の決意を固めており、法廷で表明する可能性がある。
(3)逃走経路の詳細は 高相被告の逮捕直後、6日間の逃走劇があった。「夫の逮捕4日前に自分も薬物を使っていたので、危ないと思って逃げた」と供述。都内や山梨県内、神奈川・箱根などに立ち寄っているが、一緒にいた人物など、詳細がどこまで明かされるかも注目される。
(4)新事実はあるか 高相被告は捜査段階で「4年前から妻に覚せい剤を勧めた」と供述。酒井被告の覚せい剤に手を出す経緯がどこまで明らかになるか。理由や使用場所、使用方法、使用時に考えていたことなど。起訴状によって、現在の居住地や生い立ちなどプライベートの新たな一面も明かされるかもしれない。
(5)21日の高相被告初公判の影響は 高相被告が酒井被告の常習性を話し、妻を守ろうとして、公園での薬物使用というウソの供述をしていたことも明かした。酒井被告側が、高相被告の証言内容を認めるかどうか。担当弁護士の榊枝真一氏が、高相被告に「薬物を公園で使ったことにしてください」とウソの供述を求めたと、高相被告が証言したことが、今回の裁判に影響するかもしれない。
(6)女優の顔 9月17日の保釈時は、地味な化粧とダークスーツで謝罪の色を演出。会見では大粒の涙を流したが、「本物か?」と疑われた。今回も反省の意思を見た目でもアピールするものとみられる。
[2009年10月26日7時59分 紙面から]
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