今まで、天文業界全体は根本的な信頼感と多くのアマチュアの善意により多くの事がうまく運んで来ました。私が昔在籍した「星の手帖社」に置いても、私が今現在関わっているビクセンさんのSO-TEN-KENしかり、望遠鏡のカタログに掲載されている「天体写真」しかり、関係者の根本的な信頼感により成り立ってきたのです。
そこに「盗作」を持ち込んできた宮城氏は、計り知れない悪影響を天文趣味や業界に持ち込んで来たと言えるでしょう。さらに悪いことに本人は全く反省をしていない。
電話にも出ない。アストロアーツとの約束も履行しない。先週土曜日に宮城氏に電話をした際に、天文ガイドの編集部に連絡するように進言した際も、宮城氏自身の言葉として「あの表紙は最初からCGであると片岡編集長に説明してある。だから問題はありません。」と明言しました。
しかし天文雑誌の編集長にそんな説明をしたとは思えません。
どこまで嘘を付き続けるのか。彼の行動には全く誠意のかけらも感じません。嘘を嘘で塗り固める呆れた行動はどこまで続くのでしょうか。そして彼のそうした行動が、今なお、天文ファンやこの業界を汚し続けていることに気付くのは何時なのでしょうか?
また彼が合成写真を一発撮りと偽ったことで、弊害がでています。
とある来年の天文カレンダーの写真の選考にも支障が出ています。また星景写真などの美しい写真が、選考から漏れています。みなさんの撮った天体写真の表現方法を狭める危機的な状況です。
私自身の反省点もあります。彼が年齢をぼかす件です。その時点で彼自身を怪しいと思うべきでした。その時は変わった人だな。その後食事かなにかをした時に、お酒を勧めましたが「未成年なのでアルコールはだめです。」と宮城氏が言ったのを覚えています。その時は、アルコールを断るために未成年だと言っているのかな。と納得した覚えがあります。深くは考えませんでした。
とにかく彼がやった犯罪的行為である盗作写真と、一発撮りと偽った合成写真。天体写真の信頼を根底から揺るがす自体になってしまったこと自覚して欲しいです。たぶん無理でしょうが。
彼に反省の「は」の字も見られない以上、彼の口から真実が語られることがない以上は、業界と天文ファンは、徹底的に今回の不法行為(特に盗作)を追求すべきだと考えます。
(株)スターライト・コーポレーション
代表取締役社長 大沼 崇
アストロアーツさんからも更に厳しいプレスリリースが出たようです。
http://www.astroarts.co.jp/news/2009/10/09image_problem/index-j.shtml
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