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【サッカー】浦和惨敗にサポーター怒号2009年10月26日 紙面から 浦和が大宮との埼玉ダービーで0−3の惨敗。ダービー史上最多失点、スタジアムには大ブーイングがこだました。試合後、橋本社長がサポーターと約70分間会談したが怒りは収まらず約100人が05年11月以来、選手を乗せたバスを取り囲み「おらぁ待て」「フィンケ辞めろ」などと怒号が飛び交った。 サポーターも黙ってはいられなかった。公式戦8連敗、天皇杯2回戦ではアマチュアに足下をすくわれた。この日、前半40分にMFポンテが退場すると、なすすべなし。15位相手にカウンターの餌食となる無残な姿をさらした。 会談後、橋本社長は「選手一人一人、残り4試合自分の役割を果たすのが大事だと伝えた」と話した。フィンケ監督の去就については「よっぽどのことがない限り(解任は)ない。当然、今の監督というのが基本路線」と強調した。ただ、改革元年と位置付けた今季は歴史的な敗戦を重ねているのが現状。今後チームが上向かない場合、同社長は「トップとして決断するし、責任も取る」と明言した。トップの手腕が問われる。 (占部哲也)
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