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【千葉の女子大生放火殺人】 遺体に切り傷、殺人と断定
このニュースのトピックス:殺人事件
千葉県松戸市のマンション一室で今月22日、この部屋に住む千葉大園芸学部4年、荻野友花里さん(21)の遺体が見つかった火災で、荻野さんの首と胸に刃物によるものとみられる傷があったことが24日、県警捜査1課の調べで分かった。県警は荻野さんが何者かに殺害され、その後部屋を放火されたとみて同日、松戸署に捜査本部を設置した。26日にも司法解剖して詳しい死因を調べる。
捜査関係者によると、荻野さんは火災2日前の20日夜、友人の女性宅に宿泊しした。2人は同日午後11時ごろ就寝したが、翌朝、女性が目を覚ますと荻野さんの姿が見えなくなっていたという。女性はその後、携帯メールや電話で連絡を取ろうとしたが、荻野さんから応答はなかったという。
女性は22日、自身の交際相手で荻野さんとも親しい会社員男性と一緒に荻野さん宅を訪れることにした。午後8時20分ごろ、先に着いた男性が部屋の窓から火が出ているのを発見したという。
捜査本部によると、荻野さんが住むマンションの入口はオートロック式。出火当時、2階にある荻野さんの部屋の玄関は施錠されていたが、ベランダの窓には鍵がかかっていなかった。
荻野さんの首と胸には、刃物でつけられた刺し傷が数カ所あったが、凶器とみられる刃物は残されていなかった。遺体の近くにはライターが落ちていた。
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