宇宙空間で核兵器を爆発させた場合、威力は大気中で爆発させた時より激減しますか?(489a:265)
大気がない為、爆風は発生しませんし、熱線も被対象物が激減する分、
効果も減るでしょう。
地上ならば、数キロ範囲内の全てのものが熱線を受けて熱を発生して
結果的に相乗・累積効果で巨大な熱を空間一体に発生させますが、宇宙空間ならば、
そういった被対象物自体が少ないですから、発生する熱の量も激減しませんか。
すると、やはり被害も地球上の場合と比べて、激減してしまいますか?
爆風による被害がないからね。放射線と熱線だけの被害になる。
あと、熱線による被害のメカニズムを勘違いしていないか? 熱線を受けたこと自体による被害のことだぞ。
質問ですが戦略爆撃調査団の人たちは被爆地で調査していて
自分たちも被曝しなかったんでしょうか?(489a:35)
被爆から2ヶ月もたってるので、残留放射能の心配はないよ。
日本が非公式に核兵器を所持してるっていうのは本当ですか?(487:856)
またたとえそれが単なる憶測であったとしても信愚性は高いほうなのでしょうか?
とりあえず、信憑性はほぼ0
佐藤内閣時代に所持の可能性を探る研究をしたことはある
だけど結果的に引き合わないって結論になった
一昨年ぐらいの情報公開で新聞記事になってるから、ひまなら調べてみ
今の時代、秘密裏に核兵器を開発することは不可能なんでしょうか?(486:279)
NPTに加盟していて,原子力利用をしている国はIAEAの厳しい査察を受けるからなぁ。
非加盟国はインド・パキスタン・イスラエルのみだし。
核実験をすると地面が揺れます。人の起こした人工の地震ってことで
各国の地震研究をしているところで察知される可能性がでてきます。
また、大気中に微細な粒子、放射線を発する物質が放出されます。従って
怪しげな振動があってから暫くして付近を飛行する航空機でチリを採取して
核実験でしか発生しないようなものが含まれていれば、実験をやったという
ことが分かります。
ということで、核兵器開発の最終段階である核実験はだいたいばれるかもしれません。
とはいえど、イスラエルと南アフリカのような例もありますし、海外からの情報流入、
海外企業勤務、留学などでもある程度の知識は得られるという話はある。
また、NPTに加盟してなくても核実験まで進んだ国もあるし、毛沢東の頃の中国のように
何はおいてもまず核兵器というような開発をするところもあるので、正直分からない。
原爆がバクハツするとまず光がピカっとしますが、その次に
熱と爆風はどっちが先に遠くまで到達するんでしょうか?(485:972)
熱=赤外線=光の一種
爆風=風=空気の流れ
よって圧倒的に熱の方が速い。
ただし「炎」はまた別。
核兵器である事を表向きは隠せば、反応兵器を日本が所有しても憲法に触れませんよね?(485:976)
これは核兵器ではなく反応兵器です。と国民やマスコミに説明すりゃ良いだけだし
原子力基本法その他に触れるので大問題
「隠す」ことで、憲法を含むあらゆる法を無視するというのなら、そもそも憲法・法律がどうこうとか考えるまでもない
まあ、その代わり日本が法治国家を名乗れるか怪しくなっちゃうだろうけど
日本は世界中で最も厳しくIAEAから監視/査察を受けてる国なんだが。
そんな国でどうやって核物質を隠匿して兵器転用するつもりだ?
原子力協定では核燃料をいかなる形でも軍事転用したらだめだから核燃料を使わないならできるよ。
反応兵器ってのが核燃料を一切使わない化学反応で爆発する火薬とかなら問題ない。
逆に、火薬としてても協定で示されている物質を使ったらアウト。
核兵器でない反応兵器というのは現在存在しません。
存在するようになれば、規制されるでしょう。
あと、ウランやプルトニウムといった核兵器の原料そのものに対して
所持や保管や使用に規制がかかっているので
反応兵器と名前だけを変えても無理です。
今までの核物質を使用しない新しい核兵器を開発しない限りは、
原子力基本法と核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律をよく読んでください。
まあ、新しい核兵器を作っても、その証明のために核実験をすれば
まったく被害が無くても懲役7年以下の刑にはなります。
高速増殖炉によって生産されたプルトニウムを軍事転用することは可能ですか?
そのままぶちまけるのなら可能。
兵器級プルトニュームにするなら、再処理がさらに必要です。
戦術核兵器と戦略核兵器の違いについて教えてください。(481:436)
戦術:核弾頭巡航ミサイル、kt単位の投下型核爆弾、
戦略:弾道弾、mt単位の投下型核爆弾、という感じでしょうか?
まあ分類方法は一つとは限らないかもしれないが、
開発目的や運用から分類するのが最も自然だろう。保有者がどう使おうとしているのかが重要
正直、爆発力では区別しにくい
比較的大きいのが戦略核で、小さいのが戦術核というのは妥当なんだが・・・・・・
最近は戦略核の精度が向上したので、メガトン級の核出力は必要なくなってきている
単純にプラットフォームで区別するのも無理
ランスとか戦術級の核弾道弾もあったし、GLCMなんかは戦術級とも言い切れない巡航ミサイル
B83は可変出力の核爆弾で、どっちにも使える
440氏の回答に加えて、現場指揮官権限で使用の可否を判断できる物を戦術核、上層部の判断で使用される物を戦略核と考えてもよいかと。
目標が敵の都市等、後方の戦略地域なのが戦略核
集結した敵部隊や戦場を狙うのが戦術核
それぞれの目的に適した威力が選択されてるので
どっちかというと威力は区分の基準ではない。
最近は曖昧になってる感はあるけど。
最新型、あるいは開発中の核シェルターってどの位の核を想定されているのですか?(482:574)
トライデントⅡやトーポリMなんかが落ちてきたとして、
シェルター内の生物は生存可能ですか?
直撃すりゃ死ぬよ
核でもっとも殺傷半径が大きいのは熱線であり、これは遮蔽内に入れば逃れることができる。
次は爆圧だが、これもシェルターに入ることである程度まで助かる。
さらに、放射性降下物による周囲の汚染は急速に(7の法則)減衰するから、
数日間シェルター内に籠もっていれば生存確率は格段に大きくなる。
直撃(放射線による致死半径、あるいは爆圧が特に強い部分)でやられる範囲は狭いから、
シェルターを使用することで生存者を何十倍、何百倍も増やすことができる。
核シェルター、参考までに。pdfだけど。
ttp://www.fdma.go.jp/html/intro/form/pdf/kokumin_hinan_02_s2-1.pdf
ついこないだまで、広島の爆心地の直下に居た人が、生きてたよ。
その人が居たのが、学校か何かの地下室だった。
民間防衛によれば、ある都市が警告なしで核攻撃を受けた場合、65%が死傷しますが、全員が避難所にいれば死傷者は10%に留められると見積もっています。
そりゃ、シェルターから至近距離で核が爆発したら助からない。
でも、空中爆発だったり(都市攻撃用の核はていていこれ)、着弾点から少し離れていれば、シェルターは爆風や熱線を完全に防いでくれる。
爆発時に発生する1次放射線も、ある程度防いでくれます。
民間防衛によれば、1mのコンクリートで100分の1に、1mの土では150分の1に、放射線を低減するそうです。
また2次放射線(爆発によって生じた放射性降下物など)も、シェルター内に閉じこもっていれば、その大半をやり過ごすことが可能です。
同じく民間防衛によれば、1mのコンクリで10000分の1に、1mの土では5000分の1に、2次放射線を弱めてくれえるそうです。