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京大生が覚せい剤所持で現行犯逮捕

逮捕学生について説明する京都大理事・西村周三副学長

 大阪府警高槻署が23日までに、覚せい剤取締法違反(所持)の疑いで京都大経済学部4年生の吉岡風志容疑者(28)を現行犯逮捕し、大阪地検が同日、同法違反罪で起訴したことが高槻署などへの取材で分かった。

 逮捕容疑は3日午後2時5分頃、大阪市西成区の路上で、覚せい剤約0・01グラム入りの袋を財布の中に所持していた疑い。財布からは乾燥大麻約0・86グラムや合成麻薬とみられる微量のピンク色の結晶、下宿先の家宅捜索では未使用の注射器1本が見つかっている。高槻署は大麻取締法違反(所持)で追送検する方針。

 高槻署によると、同署が薬物を密売しているとみて監視していた人物に吉岡容疑者が接触。その後「やせている」「大またの急ぎ足で歩く」など、薬物使用者の特性が認められたことから職務質問したという。逮捕当初は「白い粉が入っている。覚せい剤と分かっていた」と話したが、途中から「覚せい剤とは知らなかった」と一転して否認。その後、覚せい剤に関する話は一切しなくなったという。

 この日会見を行った京大・西村周三副学長は「(同容疑者は)経済的理由で休学していたが、昨年4月から復学している。9月に教務課に来たときの様子も普通だったと聞いている」と話した。

 同容疑者は7月23日に、京都市内のラーメン店のドアを蹴り、ガラスを割る事件を起こしていたことも判明。西村副学長は「そのときは母親が駆けつけ謝罪し、弁償したことから被害届は取り下げられた。ただ動機について理解不能なことを言っていたなどの周辺状況から、専門病院でカウンセリングを受けることを勧めた」と説明した。

 同大学では2月に法学部の男子学生が大麻所持で逮捕されたばかり。経済学部4年の男子学生は「京大生の間で広まっていると思うと怖さを感じる」と話している。

 【最近、覚せい剤で逮捕された大学生

 ▼東大医学部 05年12月、都内の路上で覚せい剤を譲り受けた疑いで、東大医学部4年の男子大学生(27)を逮捕。

 ▼京大 05年11月、覚せい剤の粉末を所持していた疑いで、京都大2年生(20)を逮捕。

 ▼鶴見大歯学部 09年2月、覚せい剤を譲り渡した疑いで、鶴見大歯学部1年生(21)を逮捕。

 ▼東洋大ボクシング部 09年2月、覚せい剤約1キロを密輸した疑いで、東洋大経済学部2年の元ボクシング部員(20)を逮捕。

 ▼近大 09年3月、覚せい剤を使用した疑いで、近畿大1年生(23)を逮捕。

 ▼立命大大学院 09年10月、覚せい剤を所持した疑いで、立命館大大学院生(25)を逮捕。

(2009年10月24日11時44分  スポーツ報知)

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