2009年10月25日 12時40分更新
ふだんは仲卸業者や小売店などに食料品を販売している岡山市中央卸売市場が25日、一般にも開放され、朝早くから新鮮な海の幸などを買い求める人たちでにぎわいました。
岡山市南区にある岡山市中央卸売市場は、ふだんは仲卸業者や小売店などを対象に食料品を販売していて、一般の人は買い物ができませんが、25日は岡山市が政令指定都市に移行したのを記念して一般にも開放されました。
市場では新鮮な海の幸や野菜などが市価の2割引きから5割引きの値段で販売され、朝早くから大勢の人たちでにぎわいました。
このうちマグロの解体コーナーでは、重さ80キロの本マグロが用意され卸売業者が2人がかりで豪快にさばいていました。
マグロはその場で販売され、買い物客が赤身や大トロなど好みの部位を次々と買い求めていました。また、中学生以下の子どもたちによるアサリのつかみどりのコーナーでは、子どもたちが用意された皿の中にあふれんばかりにアサリを入れていました。
子どもの1人は「持つと重たいと感じるくらいアサリをとることができました。市場には初めて来ましたがとても楽しかったです」と話していました。