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2009年10月24日(土) 17:40 |
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いのちのリレーを考える講演会
今月は臓器移植普及推進月間です。 臓器移植や命の大切さを考えてもらおうと、岡山市で講演会が開かれました。
岡山県などが開いた講演会には、医療・看護を学ぶ学生ら約120人が参加しました。 腎臓の機能低下で、体から毒素を排出できなくなる尿毒症を患い、8年前に腎臓の移植を受けた尾道市在住の吉川美華さんが、自らの体験を話しました。 臓器提供については、全国で移植を待つ人が約1万2千人いる一方、意思表示カードの普及率は8.4%と極めて低いなど課題を抱えています。 講演に続いて、難病と闘いながら演奏活動を行うソプラノ歌手の河口めぐみさんが澄んだ歌声を披露し、命の大切さを訴えました。 岡山県では今後もこうしたイベントを開き、臓器移植について考えるきっかけを作りたいと話しています。
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