千葉県松戸市で起きた千葉大学の女子学生殺害・放火事件で、警察へのその後の取材で、犯人が女子学生を殺害した証拠を隠すために、部屋に火をつけたとみられることが新たにわかりました。
この事件は22日夜、千葉県松戸市で千葉大学 園芸学部4年の荻野友花里さん(21)が刃物で刺されるなどして殺害されたうえ、部屋を放火されたものです。
警察へのその後の取材で、荻野さんは部屋で襲撃されて殺害され、犯人がその証拠を隠すため部屋に火をつけたとみられることが新たにわかりました。
部屋の玄関はオートロック式のドアで鍵がかかっていましたが、ベランダの窓と出窓は開いたままの状態だったということで、警察は犯人がどのようにして部屋に侵入したか調べを進めています。
「21歳です・・・。やりたいことは本当にいっぱいあっただろうと思うし、これから楽しいことも、悲しいこともあるかもしれないが、人生まだまだこれからなんですから。本当にかわいそうなことだと思います」(荻野さんが卒業した兵庫県立農業高校の校長)
一方、兵庫県では荻野さんが卒業した高校の校長先生が取材に応じ、「荻野さんは成績優秀で、陸上部の主将も務め、今年6月には教育実習にも来ていた。将来、教員になってくれると思っていた」と話しました。(24日22:50)