押尾被告供述、容体急変後35分間生きていた
10月25日7時52分配信 サンケイスポーツ
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押尾学被告(写真:サンケイスポーツ) |
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麻薬を使用した罪に対する初公判で懲役1年6月を求刑された押尾被告。一夜明けて、今度は押尾被告に対する警視庁の事情聴取が進む香織さんの死をめぐり、新事実が浮上した。
24日付の東京新聞などによると、押尾被告は今年8月2日午後、東京・六本木ヒルズのマンション一室に香織さんを呼び出し、一緒に合成麻薬MDMAを服用。押尾被告は調べに対し「(香織さんは)午後6時15分ごろから、体がけいれんして泡を吹き始め、6時50分ごろ動かなくなった」と具体的に供述したという。
これまでの調べで、押尾被告は香織さんが急変した後、心臓マッサージなどの蘇生措置を試みたことが分かっている。だが、急変から約3時間たった午後9時19分に119番をしたのは、押尾被告からの連絡で駆けつけた友人だった。このため“空白の3時間”とされてきたが、香織さんが生存していた35分の間に119番しなかったことが死に結びついた疑いが出てきた形だ。
しかも、押尾被告は救急隊が到着した当時、同じマンションの別室に移動。麻薬使用の発覚を恐れ、知人男性に「MDMAを体内から抜く方法はないか」と聞いていたことが分かっている。
初公判を傍聴した香織さんの父(61)は会見で「なぜ3時間も救急車を呼んでくれなかったのか」と号泣したが、押尾被告の再逮捕という形で真相究明に近づく可能性が出てきた。
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最終更新:10月25日10時28分
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