2009年10月24日 19時15分更新
23日夜、井原市で道路を歩いていたお年寄りの女性が車にはねられて死亡したひき逃げ事件で警察は、現場に戻ってきた22歳の会社員の男をひき逃げなどの疑いで逮捕しました。
逮捕されたのは広島県福山市の会社員井上雄基容疑者(22)です。警察の調べによりますと井上容疑者は23日午後8時半ごろ、井原市高屋町の市道で井原市大江町に住む日野昭子さん(67)を軽乗用車で後ろからはねて死亡させ、そのまま逃げたとしてひき逃げなどの疑いが持たれています。
井上容疑者は、事故のおよそ3時間後に家族に付き添われて現場に戻り、現場検証をしていた警察官に「自分がやった」と認めました。警察では井上容疑者の軽乗用車のフロントガラスが割れていたことなどからけさ逮捕しました。
調べに対し、井上容疑者は「人をはねて怖くなって逃げた」と供述しているということです。
警察は、事故の詳しい状況などを調べています。