2009年10月24日 19時15分更新
港が出来てから100年を迎えた玉野市の宇野港に日本を代表する大型客船が2隻同時に入港し、歓迎の式典が行われました。
宇野港に入港したのは2万トンを超える大型客船の「にっぽん丸」と「ぱしふぃっくびいなす」の2隻です。
「にっぽん丸」が名古屋から岡山観光の乗客を乗せてきたのに対し、「ぱしふぃっくびいなす」は宇野港で長崎や韓国のプサンに向かう観光客を乗せます。
港では、客船を歓迎する式典が行われ、玉野市の黒田市長が、「大型客船が立ち寄ることでクルーズファンが1人でも増え、宇野港の発展につながることを願います」と挨拶したあと、船長や船員に記念品と花束が手渡されました。
このあと、「ぱしふぃっくびいなす」が長崎に向けて出港し、乗客から色とりどりの紙テープが岸壁に向かって投げ込まれると見送りにきた人たちはテープを手にとったり、手を振ったりして船を見送っていました。
船を見に来た女性は「宇野の街に住んでいますが、大きな客船が2隻も来るのは見たことがなく感激しました」と話していました。