2009年10月24日 19時15分更新
病気や災害、自殺などで親を失った子供たちの奨学金に使われる「あしなが学生募金」への協力の呼びかけがJR岡山駅前などで行われてました。
あしなが学生募金への協力の呼びかけは全国で行われていてJR岡山駅の東口などには、さまざまな理由で親を失った大学生などおよそ50人が募金箱を手に立ちました。
学生たちは「遺児が自立し、未来への選択肢を増やすためには奨学金が必要です」と訴え募金への理解と協力を求めていました。
岡山県内にはあしなが育英会からの奨学金を受けている学生が現在81人いて、年間3000万円あまり必要ですが、県内の募金や寄付ではおよそ1000万円が不足しており、希望者全員に奨学金を出す事が出来ない状況だということです。
あしなが学生募金の街頭活動は25日も午前10時から午後6時までJRの岡山駅前と倉敷駅前で行われ、集められた募金は「あしなが育英会」に寄付され、親を失った子供たちの奨学金として使われます。