（環境と人間の健康を最優先し、持続可能な社会の在り方を志向するライフスタイル）の提案！という考えを柱に、様々なArtist達が自然の中で創作活動に没頭できる、アトリエやスタジオ、居住空間を整備し、長期的なビジョンでの新しい価値観！そして社会的な役割を担う、多角的な“モノ創り”が出来るアーティスト村の創造としてLohas Art Village Projectは展開しています。
50年後の地球上の人類の中心となるのは今の子供達やこれから生まれてくる子供たちであり、その時代の社会や人々の価値観が今のままでいいはずがない事は、世界の現状や、環境問題を見ると明らかです。 経済至上主義という思考から、自然破壊を止める術すら見失い、地球との共生という基本概念をないがしろにしている現代社会では、幼児虐待、親族間の殺人や、凶悪犯罪の低年齢化、交通事故死者数を上回る自殺者の数など、挙げればきりがないほどの荒廃した現状となっています。
それはこれまでの競争原理に基付く価値観の中で創造されてきた社会構造や教育システムが、間違えていた事を物語っています。・・・ 未来に向けて今、何を創造し、何をリレーしてゆく事が出来るのか？・・ 私たち今を生きる人類としての課題と責任と義務であると考えています。

ここでは、様々な現実とのバランスをとりながらも、自然に囲まれた中で自給自足生活を目指し、自然との共生という人間本来のライフスタイルに回帰して行く事を模索しながらも、最先端テクノロジーを用いた様々な【モノ】創りを行おうと考えています。
例えば、生活の最も基本となる【食】という分野では、地元の農作物生産のスペシャリスト方々にご協力いただきながら、有用微生物等を利用したバイオテクノロジー農法を導入し、安心、安全な野菜作りにチャレンジしてみたいと考えています。
【教育】という分野では、地球環境科学を題材としアート心理教育ソフト、システム開発を、脳科学や音響工学、映像技術などのスペシャリスト、アーティストの方々と共同制作し、最も優れたアート教育ソフトとして世界中の学校や、デザインスクール等で利用されるものとなることも目指します。
将来的には村内にシュタイナー教育を導入したインターナショナルスクールの開校も視野に入れています。
また、未来を担う子供達の【心】や【価値観】の形成に大きく影響を及ぼす、今の大人たちの【心の環境】は、とても重要です。様々なストレスにさらされる現代社会に生きる人々にとっての、リラクゼーション、ヒーリングを提供できる施設も今後整備していきます。このように、【人間の心】から【無農薬野菜】まで”【物】に限らぬ多角的な【モノ】創りを、様々なジャンルで活躍するArtistとともに考え、企業や、社会、行政などとコラボレートしながら世界に向け発信して行けるProjectの中核となるアーティスト村となって行く事をイメージしています。