●5800円のディズニーランドパスポートが4000円以下に
秋のレジャーシーズン真っ盛りだが、「金券」ショップを上手に使って少しでも安く上げたい。旅行関連で使いやすいのはやはり「旅行券」だ。旅行代理店ばかりでなく、航空会社、鉄道会社、クレジット会社なども発売していて、額面に対して2〜15%引きで売られている。1万円分が9700円前後ということだ。
ファミレス、和洋食店、寿司屋、そば屋など全国3万1200店で使える「ジェフグルメカード」は額面500円だが、金券ショップの相場は480円。旅行先や行き帰りに家族で何度か食事をする予定なら、ぜひ購入して行きたい。
「通常は5800円のディズニーランドのパスポートは、3%引きの5600円くらいですが、掘り出し物があります。地域限定で販売される県民感謝週間パスポートの“ショップ流れ”です。このパスポートはもともと4800円と安く、その県に住んでいる人が決められた期間だけ使えるものですが、これがときどき金券ショップで売られているんです。なかには4000円を切るものもあります。11月14日から30日は埼玉県と山梨県が対象ですから、そっち方面の人は地元の金券ショップをのぞいてみるといいですよ。もちろん、埼玉県民、山梨県民でなくても使えます」(安売りチケットマニア)
新幹線や航空券は購入するときに店員によく相談すること。新幹線の回数券とJRの株主優待券では、行き先や時期によってどっちが安いか変わってくる。航空券も株主優待券を使うより、特割、早割の方が安いケースもある。
「同じチケットでも、店によって売値が違いますが、交通系は大きな駅周辺、レジャー系は繁華街のショップが安いですね。また、株主優待券と旅行券の両方を使うと、割引率が2〜3倍も上がることもあります」(安売りチケットマニア=前出)
クオカードは1〜2%しか安くならないが、ガソリン代の節約には使える。
(日刊ゲンダイ2009年10月21日掲載)