合成麻薬MDMAを使用したとして麻薬取締法違反に問われた元俳優、押尾学被告(31)の初公判が23日、東京地裁で開かれ、押尾被告は起訴事実を認め、検察側は懲役1年6月を求刑し、結審した。
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押尾被告の担当弁護士は閉廷後、東京地裁を出る際に報道陣に囲まれて矢継ぎ早に質問を浴びた。「押尾被告は落ち着いてましたか?」と公判中の様子を聞かれると「みなさんの感想を自由に書いて下さい」とポツリ。「公判は予定通りでしたか?」「矢田さんや息子さんとは全然会ってないんですか?」などそのほかの質問には反応することなく、無言を貫いていた。