押尾学被告が乗っていると思われる車を、大勢の報道陣が取り囲む＝東京地裁
合成麻薬ＭＤＭＡを使用したとして麻薬取締法違反に問われた元俳優、押尾学被告（３１）の初公判が２３日、東京地裁で開かれ、押尾被告は起訴事実を認め、検察側は懲役１年６月を求刑し、結審した。
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押尾被告の初公判の２０席の傍聴席を求めて、東京地裁には芸能人関連の刑事裁判で最多とみられる２２３２人が行列を作った。２１日に開かれた酒井法子被告の夫である高相祐一被告の１５５７人を約７００人上回る人数で、注目度の高さをうかがわせた。１１１・６倍という高い倍率とあって、列の中には「傍聴券を１０万円で買います」と書いたプラカードを掲げる男性もいたほど。裁判所の係員にいさめられスゴスゴとカードは取り下げたが、自身がはずれと分かると再びカードを持ち上げアピール。男性は「３０万円で売るつもりだった」と転売を画策していたという。