元妻・矢田関係者「子供に会いたい」とは自分勝手…押尾被告初公判

　麻薬及び向精神薬取締法違反の罪で起訴された俳優・押尾学被告（３１）の初公判が２３日、東京地裁４２５法廷で開かれた。

　押尾被告の逮捕直後に離婚した、前妻で女優の矢田亜希子（３０）と一人息子が住む川崎市内の自宅マンションには数人の報道陣が集まったが、インターホン越しに応答はなかった。しかし、矢田の部屋からは明かりが漏れていた。

　公判で押尾被告は、逮捕後は一度も矢田と長男に会っていないことを明かし「（関係は）切れました」と無念そうに話した。さらに「息子に会いたいです」と語気を強めて語ったが、矢田に近い関係者は「こんなにひどいことをして今さら会いたいというのは自分勝手な話。裁判官に対するアピールにすぎないのでは」とはねつけた。

　同マンションには離婚前の押尾被告も住んでいたことから、矢田が引っ越すのではといううわさも出ていたが、同関係者によると「引っ越しするつもりはないと聞いている」。また、押尾被告が命名した長男の名前を改名する意向も伝えられたが「その報告は受けていない」。

　矢田は事件で精神的ショックも受けており、現在は休業中。今後の仕事復帰について、事務所関係者は「今のところ話はない」としている。