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新幹線 早期着工要望に国交相「私を説得できる資料を」長崎県の金子原二郎知事は22日、国土交通省で前原国交相と会談し、未着工となっている九州新幹線長崎(西九州)ルート・諫早―長崎間(21キロ)の早期着工を要望した。前原国交相は、同区間が開業した場合の採算性を示す資料を提出するよう求め、金子知事は要求に応じる考えを示した。 会談終了後に取材に応じた金子知事によると、前原国交相は同区間の利用者や費用対効果が重要だとの認識を示し、「長崎まで延伸することで、どれだけプラスになるのか。私を説得できる資料を出してほしい」と語ったという。 金子知事は「JR九州などと話し合って、できるだけ速やかに出さなければならない」と述べた。 整備新幹線を巡っては、国交省が15日に再提出した2010年度予算の概算要求で、政権交代前の8月の概算要求に盛り込まれた諫早―長崎間など全国の未着工3路線の調査費7億円の要求が見送られている。 (2009年10月22日 読売新聞)
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