朝青龍　母校で凱旋講演会

星風（左）に胸を貸す朝青龍

　大相撲の横綱・朝青龍（２９）＝高砂＝が、２８日に母校の高知・明徳義塾高に凱旋することが２３日、分かった。昨年、同校に贈呈した初優勝時の優勝額の除幕式に出席するもので、同校出身の関脇・琴奨菊（２５）＝佐渡ケ嶽＝ら３関取を引き連れ、全校生徒９００人に講演も行う。

　この日は兵庫・姫路巡業で、秋場所後初めての申し合いを敢行。平幕の栃煌山（２２）＝春日野＝らに１１番で全勝と鋭い動きを披露した。北の湖に並ぶ歴代３位の優勝２４回を達成した先場所前にじん帯を部分断裂した右ひざについては「今日はテーピングなしでやったけど、長く立っているときつい」と完全に回復していないことを明かした。今巡業からサボリには厳罰が適用されるが、まじめに申し合いを行い優等生ぶりを示した。