2009年09月21日

安城市文化センター・プラネタリウム

午後は刈谷からJRで5分移動して安城へ。
刈谷と一転して、やってるの?と不安になるくらい閑散としていましたが、やってました。ここは生解説をボランティアの人が行うという、またまた珍しい館です。
‥‥にしてもどこも観覧料・大人50円、子ども無料って‥‥開館から据え置きですよね。観覧料せめて大人は300円くらいにしましょうよ!
入り口わきに貼られた串だんごのような投影機のキャラクター「プラネ太郎」がかわいくて気になります。三河のプラネタはキャラ好きなのか?


ドームのまん中に大好きなGOTO-GM-2AT(プラネ太郎)が美しくライトアップされています(サイバーショットU50では美しく映りませんが‥‥)。
しかし、入場時のBGMが不穏で怖い‥‥後ろの子どもが「こわいー帰る」と言っていますよ‥‥薄暗いドームでのBGM選曲は大事ですね。
場内案内のお兄さんがいい声。解説は期待できそうです。

日没夕焼けの一連の叙情もなしにいきなり、どん!と暗闇!え?!
最近夕焼けと日の出やらないとこ多いけど、いきなり夜!は目も心構えもできてませんよ‥‥。GOTO-GM-2ATは夕焼けきれいなのにな(一宮のプラネタが夕焼けがうまいだけなのかも)。
今日の生解説はいい声のお兄さんではなく、別のおばさま。
田舎のおばあちゃんに星を教えてもらうようなのんびりした口調で、やぎ座と木星の説明。ガリレオの話題なのに木星の望遠鏡写真も衛星写真もなしで物足りない。星座もやぎ座だけで物足りない‥‥
ただ、やぎ座の神話は星空だけで朗読する感じがかえってよかった。
昔の人はこうして満天の星を仰いで、星座をつないで、神話を語ったんだなあ‥‥。
神話にあえてスライドは必要ない。目からウロコの演出でした。

次にオート番組「ムーミン谷の物語〜星と花のセレナーデ」。
前日に安城プラネタのHPを調べたものの、終了した夏番組の表記のままだったんで、当日館のポスターで知りました。連休に市外のお客さんを逃した可能性がありますね‥‥もったいない。
星とほぼ関係ないよな‥と思いつつ、さすがムーミン。最後にちゃんと星にまつわるステキな話になっていました。

ここでも終わってから話を聞かせてもらいました。
解説は「安城プラネタリウム生解説ボランティア」通称「安プラ」の方々が毎回違う人が違う星座を解説するそうで、今日「やぎ座」だけだったのはそういうことだったんですね。毎回違うから何度も足を運んでください!ということなんでしょうか?いい声の案内のお兄さんは明日「カシオペア座」を解説するということで‥‥ちょっと残念でしたが、本日のおばさまものんびりいい味でした。
「安プラ」は普段会社員などをしている一般の方々で、月に何度か会合や練習をして、土日祝に生解説をしているそうです。全国的にみても一般の人にプラネタリウムを解放しているところは、かなり珍しいということで、ドームの後ろに投影機の名称を書いたパネルが置いてあったのも練習のためなんでしょう。

おっ!冬の番組はプラネ太郎(このネーミング!ナイス!)が火星に行くようです。プラネ太郎どんな動きなんだろう?夏のプラネ太郎の番組を見のがしたので、今から楽しみ。

刈谷、安城ともにそれほど内容は充実!という感じではなかったものの、なにかそれとは違う「星が好き」という姿勢にふれられた2館でした。

【DATA】
安城市文化センター・プラネタリウム
住所/安城市桜町17-11(JR安城駅、徒歩7分)
観覧料/大人50円、子ども無料
投影時間/※平日の投影はありません
○土曜日/10:30(子ども)/13:30(安プラ)/15:00(安プラ)
○日曜、祝日/10:30(オート)/13:30(安プラ)/15:00(安プラ)
プログラム替え/3ヶ月ごと。ムーミンは11/15まで
投影形式/(オート)フルオート、(安プラ)生解説+オート、40分
投影機/GOTO-GM-2AT
ドーム/一方向扇形席

Posted by ばかいぬ at 23:05│Comments(2)TrackBack(0)ばかいぬ地学部(遺跡は掘りません)

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この記事へのコメント
プラネタリウムは好きなんですが、あまりれたくさんのプラネタリウムに行ったことがありません。
館によってぜんぜん投影方式とか解説者の肩書き(?)が違うんですね。
おもしろいです。ハリコさんの感想を参考にして2、3館はしごしてこようかと思います。ありがとうございます。

ところでちょっと気がついたのですがハリコさんは関西出身ですか?
「プラネタリウム」の短縮形は関東の方は「プラネ」、関西の方は「プラネタ」という方が多いそうです。
「マック」と「マクド」みたいですね。
中部圏は真ん中なので両方使うのかな?
解説員さんに調査すると「プラネ」「プラネタ」分布図ができそうですね。

ちなみに岐阜市科学館さんは
先生1人、先生の卵1人、市の職員さん2人でプラネを運営していらっしゃいます。で、「プラネ」です。
Posted by TA46号 at 2009年09月26日 11:42
>TA46号さん
ほんとうに館によってさまざまで面白いと思います。
わたしもいろいろ行き出したのは今年からで、
名古屋市の1年パスを買ったら、ほかにも行きたくなったのです。
投影時間がだいたい決まっているので、はしごはなかなか難しいんですが、
岐阜にくわしいTA46号さんがはしごできそうなのは、岐阜と安八(まだ行けてないんですが、1回20分です)と大垣(‥‥)くらいでしょうか?挑戦してみてください!

「プラネ・プラネタ分布図!」ナイトスクープみたいで面白そうですね!
閑散としたブログで調べるのは無理かなあ‥‥
高校時代地学部で先輩がいってたんで「プラネタ」ですが、
顧問が京都の大学出身だったかもしれません。
安城の<プラネ太郎>どっちもかかってあやしい気がします。
Posted by ばかいぬばかいぬ at 2009年09月26日 23:44