DAW-PCでの音楽制作
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Windows XP カスタマイズ関連メモ

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§ ▼システムのプロパティ画面のプロパティコントロールパネルWindowsMessenger常駐停止NTFS検索インデックス作成の停止フォントキャッシュを読み取り専用にサービスグループポリシー

■ §1. システムのプロパティ

「マイコンピュータ」右クリック「システムのプロパティ」≫、または「コントロールパネル」≫「システム」≫

§§ ▼「詳細設定」タブ「システムの復元」タブ「自動更新」タブ「リモート」タブ

● 1-1. システムのプロパティ−「詳細設定」タブ

■「パフォーマンス」セクション−「設定」をクリック≫

「パフォーマンスオプション」ダイアログ

「視覚効果」タブ

−◆「パフォーマンスを優先する」にチェック。

「詳細設定」タブ

−「プロセッサのスケジュール」−◆「バックグラウンドサービス」優先にチェック。※目的:オーディオドライバ動作優先。※RADEONの一部で不具合?の噂、要確認。

−「メモリ使用量」−◆「プログラム」優先にチェック。※HDDから頻繁な大容量ファイル読み出しが発生する場合は「システムキャッシュ」優先が適するらしい。 が、DAWでは「プログラム」優先とする。

−「仮想メモリ」−「変更」ボタンをクリック≫ ◆システムドライブ(C:)を選択→◆ページングファイルサイズ「カスタム」をチェック→◆初期サイズと最大サイズを同じに設定する。最近なら4096MBから実メモリ分を差し引いた値。アバウトでよい。模範では物理量の1.5倍目安といわれているらしい。
※目的:ページングファイル(ルートのpagefile.sys)サイズを固定し断片化を防ぐ。動的領域サイズ確保停止によるCPU負荷軽減。
※仮想メモリオフは予期せぬトラブルの恐れもあり非推奨。

■「起動と回復」セクション−「設定」をクリック≫

「システムエラー」セクション

−◆「システムログにイベントを書き込む」をオフ(非チェック)。
−◆「管理者へ警告を送信する」をオフ(非チェック)。

■最下段「エラー報告」ボタンをクリック≫

「エラー報告」ダイアログ

−◆「エラー報告を無効にする」をチェック。
−◆「重大なエラーが発生した場合は通知する」をオフ(非チェック)。

● 1-2. システムのプロパティ−「システムの復元」タブ

Windows「システムの復元」機能を無効でよいならここで適宜設定。「設定」ボタンから使用領域サイズを指定可能。※多くの場合「システムの復元」は各種ソフトインストール直前直後で使う程度なので平時はオフでもよい。システム関係ファイル位置がデフォルトままなら監査はシステムドライブだけでよい。

※システムの復元について

対象ファイル : 詳細不明。大まかには「OSシステムファイル部分−レジストリ含、実行ファイル含、ドライバ含、過去適用したOS更新パッチ含」らしい。

用途 : 緊急時のレジストリ即戻し。事実上「ソフトインストールで不具合、即刻アンインストール、直後にシステムの復元」という使い方。

復元ポイント自動作成タイミング(ただしセーフモード時は作られない) :

  • システムの復元操作の直前。
  • 前回ポイント作成から24h後の操作アイドル時。
  • インストーラ使用でのソフトインストール直前。
  • 自動WindowsUpdateでのOSパッチインストール直前。
  • 署名のないドライバインストール直前。
  • MSバックアップユーティリティーにて復旧直前。

● 1-3. システムのプロパティ−「自動更新」タブ

■「自動更新を無効にする」にチェック。※WindowsUpdateの発動が手動になる。この設定だけではサービスは停止とならずバックドア通信も発生している様子。WindowsUpdate機能そのものを動作不能とさせるには「サービス」の設定から。

● 1-4. システムのプロパティ−「リモート」タブ

リモートアシスタンスとリモートデスクトップ(LAN経由での他機−自機間のリモート制御機能)の許可非許可。ネット接続時にはセキュリティ的にオフ推奨。当然スタンドアロン運用時は不要な機能。


■ §2. 画面のプロパティ

デスクトップ画面上を右クリック≫、または「コントロールパネル」≫「画面」≫

§§ ▼「デスクトップ」タブ「スクリーンセーバー」タブ「デザイン」タブ「設定」タブ

● 2-1. 画面のプロパティ−「デスクトップ」タブ

「背景:」

−◆「(なし)」を選択。

「色:」

−◆プルダウンから任意の色を選択。

「デスクトップのカスタマイズ」ボタンをクリック≫

「デスクトップ項目」ダイアログ−「全般」タブ
−「デスクトップアイコン」セクション、◆全3項目のチェックボックスをオフ(非チェック)。
−「デスクトップのクリーンアップ」セクション、◆「60日ごとに‥」をオフ(非チェック)。

※関連 : デスクトップ画面上のアイコン表示詳細設定

デスクトップ画面右クリック→「アイコンの整列」→、で「アイコンの自動整列」オフや「デスクトップアイコンの表示」オフ(ごみ箱を非表示にしたいときなど)が可能。

● 2-2. 画面のプロパティ−「スクリーンセーバー」タブ

「スクリーンセーバー」セクション

−◆「(なし)」を選択。

「モニタ電源」セクション−「電源」ボタンをクリック≫

「電源オプションのプロパティ」ダイアログ

−「電源設定」タブ
 −「電源設定」−◆「常にオン」を選択。
 −「[常にオン]の電源設定」−◆すべてを「なし」。

−「休止状態」タブ
 −「休止状態」−◆「休止状態を有効にする」をオフ(非チェック)。

● 2-3. 画面のプロパティ−「デザイン」タブ

「ウインドウとボタン:」

◆「Windowsクラシックスタイル」を選択。

「配色:」

◆「Windowsクラシック」を選択。

「効果」ボタンをクリック}≫

「効果」ダイアログ−◆全チェックボックスをオフ(非チェック)。

「詳細設定」ボタンをクリック≫

「デザインの詳細」ダイアログ
−指定する部分◆「アクティブタイトルバー」を選択→「色1」と「色2」を同色にする。
−指定する部分◆「非アクティブタイトルバー」を選択→「色1」と「色2」を同色にする。
※さらにGUI軽量化安定化を計りたい場合(副作用として一部ソフトのウインドウ枠で表示崩れが起きる)は◆フォント設定可能なすべての「指定する部分」にフォント「System」もしくは「Terminal」を適用。

● 2-4. 画面のプロパティ−「設定」タブ

右下「詳細設定」ボタンをクリック≫「(モニタ)のプロパティ」ダイアログ

「トラブルシューティング」タブ

−◆「ハードウェアアクセラレータ」スライダー設定。定石通りビデオボード使用である限りは「最大」。(PCが非常に非力で且つオンボードビデオの場合は「なし」。)

−◆「ライトコンバインを有効にする」はオフでも可。※オフにするとポインタ移動時のノイズが解消することがあるが、自環境ではポインティング挙動が不安定になる副作用が発生した。

「(ビデオボード)の設定」タブ(ビデオボードドライバが追加する設定項目)

−ビデオボード本体の設定項目はCPU&システムメモリ側負荷を減らす方向で適宜。


■ §3. コントロールパネル

§§ ▼WindowsファイアウォールサウンドとオーディオデバイスのプロパティWindows セキュリティセンタータスクバーと[スタート]メニューのプロパティフォルダオプションユーザーアカウント日付と時刻のプロパティ

● 3-1. Windowsファイアウォール

「コントロールパネル」≫「Windowsファイアウォール」≫

「全般」タブ −WindowsUpdateが完了するまでは「有効」にチェック。それ以外でも一時的な外部ネットワーク接続時には「有効」を推奨。オフラインでのDAW運用中にオフ。

● 3-2. サウンドとオーディオデバイスのプロパティ

「コントロールパネル」≫「サウンドとオーディオデバイス」≫

「サウンド」タブ −◆サウンド設定「サウンド無し」を選択。※ここでの設定はWindows自身が発する音のみが対象。DAWとのコンフリクトを避けるため必ずオフ。

● 3-3. Windows セキュリティセンター

「コントロールパネル」≫「セキュリティセンター」≫

左枠「ヘルプ」 −「セキュリティセンターからの警告の方法を変更する」クリック≫
「警告の設定」ダイアログ−◆3項目すべてをオフ(非チェック)。

● 3-4. タスクバーと[スタート]メニューのプロパティ

「コントロールパネル」≫「タスクバーとスタートメニュー」≫、またはタスクバー右クリック「プロパティ」≫

■「タスクバー」タブ

−「タスクバーのデザイン」セクション

◆「タスクバーを自動的に隠す」をオフ(非チェック)。◆「同様のタスクバーボタンをグループ化する」をオフ(非チェック)。◆「クイック起動を表示する」をオフ(非チェック)。

−「通知領域」セクション

◆「アクティブでないインジケータを隠す」をオフ(非チェック)。

■「[スタート]メニュー」タブ

−◆「[スタート]メニュー」にチェック→「カスタマイズ」をクリック≫
「[スタート]メニューのカスタマイズ」ダイアログ

−「全般」タブ

−「プログラム」−◆「表示するプログラム数」の数値を0。

−「詳細設定」タブ

−「最近使ったファイル」−◆「最近開いたドキュメントを一覧表示する」をオフ(非チェック)。

※関連 : タスクバー上のアイコン表示/非表示設定方法

タスクバー上を右クリック→「ツールバー」→で各種ランチャーアイコンの非表示設定可能。

● 3-5. フォルダオプション

「コントロールパネル」≫「フォルダオプション」≫

「表示」タブ

−詳細設定、
◆「アドレスバーにファイルのパス名を表示する」にチェック。
◆「システムフォルダの内容を表示する」にチェック。
◆「タイトルバーにファイルのパス名を表示する」にチェック。
◆「すべてのファイルとフォルダを表示する」にチェック。
◆「縮小版をキャッシュしない」にチェック。
◆「登録されている拡張子は表示しない」はオフ(非チェック)。
◆「保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない」はオフ(非チェック)。

−フォルダの表示、◆「すべてのフォルダに適用」を設定完了後押す。

「オフラインファイル」タブ

−◆「オフラインファイルを使えるようにする」をオフ(非チェック)。

※関連 : Windowsエクスプローラの表示設定

「スタート」右クリック→「エクスプローラ」選択→エクスプローラ起動≫
「表示」メニューをプルダウン

  • 「ツールバー」→「アドレスバー」オン。
  • 「ツールバー」→「ユーザー設定」≫
    テキストのオプション:「いくつかのボタン名を右側に表示する」または「ボタン名を表示しない」を選択。
    アイコンのオプション:「小さいアイコン」を選択。
  • 「ステータスバー」オン。

● 3-6. ユーザーアカウント

「コントロールパネル」≫「ユーザーアカウント」≫

■デフォルトユーザアカウントのパスワード設定確認 (※念のための確認)

「変更するアカウントを選びます」−「(インストール時に作成したアカウント名)」をクリック≫(もしあれば)「パスワードを作成する」をクリック≫ −◆適宜パスワードを設定。

■ゲストアカウント無効化 (※もしオンだった場合)

「変更するアカウントを選びます」−「ゲストアカウント」クリック≫ −◆「ゲストアカウントをオフにする」をクリック。

■パスワード要求ログオン画面への変更とユーザの簡易切り替えオフ

「作業を選びます」−「ユーザーのログオンやログオフの方法を変更する」をクリック≫ −◆「ようこそ画面を使用する」をオフ(非チェック)。−◆「ユーザーの簡易切り替えを使用する」をオフ(非チェック)。「オプションの適用」押す。

● 3-7. 日付と時刻のプロパティ

「コントロールパネル」≫「日付と時刻」≫

「インターネット時刻」タブ−◆「自動的にインターネット時刻サーバーと同期する」をオフ(非チェック)。


■ §4. Windows Messenger 常駐停止

「スタート」→「すべてのプログラム」→「Windows Messenger」起動≫

「ツール」メニュー「オプション」≫
「設定」タブ−「全般」セクション
−◆「Windowsの起動時にWindows Messengerを実行する」をオフ(非チェック)。
−◆「Windows Messengerをバックグラウンドで実行することを許可する」をオフ(非チェック)。


■ §5. NTFS検索インデックス作成の停止

「スタート」右クリック→「エクスプローラ」→ドライブのルート(「ローカルディスク(C:)」など)選択、右クリック→「プロパティ」選択≫

「ドライブのプロパティ」ダイアログ−「全般」タブ−◆「このディスクにインデックスを付け、ファイル検索を速くする」をオフ(非チェック)。

※もしインデックスの恩恵を受けたければシステムドライブなら活かしておいても大きな支障はないはず。DAWワーク用ドライブでは切っている。


■ §6. フォントキャッシュを読み取り専用に

エクスプローラ、システムドライブルートより「WINDOWS \ system32 \ FNTCACHE.DAT」右クリック≫プロパティ−「全般」タブ−「属性:」−◆「読み取り専用」にチェック。「OK」。

インストール直後から、FontCacheファイル「fntcache.dat」の容量サイズ成長を観察、ある程度育ってきた(自分は100KB程度)頃に「読み取り専用」有効にして成長を凍結する。もし目標のサイズを超えていた場合はセーフモード下でファイル削除、再起動で新たに自動作成される(キャッシュ破損による文字化け発生時の対処法と同様)。

目的 : 文字レンダリング時(ウィンドウオープン時)の処理負荷軽減とfntcache.dat破損防止。そもそもフォントキャッシュをHDDに置くシステム自体が、文字種の多い日本語環境には不向きという説も。

※画面表示Lunaスキンがアクティブの場合、「ファイルのプロパティ」−「属性:」項目の表示には“読み取り専用属性が無効になっていても四角マークチェックが灯いたまま”という紛らわしいバグ(MS主張は仕様ということらしい)が残されている。混乱しないよう注意。


■ §7. サービス

「スタート」→「すべてのプログラム」→「管理ツール」→「サービス」起動≫

§§ ▼設定変更の方法設定変更検討サービス

● 7-1. 設定変更の方法

対象サービス項目を選択右クリック「プロパティ」≫

「(サービス名)のプロパティ」ダイアログ
−「スタートアップの種類」プルダウンメニュー「自動」 「手動」 「無効」を適宜選択。「適用」ボタン、「OK」。

  • 「無効」:完全停止。
  • 「手動」:起動時に必ず開始ということではないらしい。一部適宜自動開始?詳細不明。 機能有効化は“自動”が確実か?
  • 「自動」:起動時に開始。

※サービスは安易に停止するとPCが機能不全に陥る。変更時には「依存関係」確認。

※環境によりデフォルト値に差がある可能性。「インストール直後の設定状態」と「その後手動で強制変更した項目」は常にメモっておくようにすればよい。

● 7-2. 設定変更検討サービス

  • Alerter : 「無効」→「無効」のまま。リモート警告通知?、停止推奨らしい。
  • ClipBook : 「無効」→「無効」のまま。リモートのクリップブック共有、停止推奨らしい。
  • Error Reporting Service : 「自動」→「無効」。MSへのエラー報告らしい。
  • Messenger : 「無効」→「無効」のまま。警告メッセージ転送、停止推奨らしい。
  • Print Spooler : 「自動」→適宜入切。通常時「無効」。プリンタ使用に関係。プリンタ制御の中枢機能らしい。
  • Remote Registry : 「自動」→「無効」。停止強く推奨。リモートでレジストリ変更の機能。
  • Secondary Logon : 「自動」→通常時「無効」。適宜入切。ログオンしたままで別アカウントログオン作業機能。
  • Security Center : 「自動」→適宜入切。通常時「無効」。セキュリティセンター、実質はバルーン警告機能。
  • Server : 「自動」→適宜入切。通常時「無効」。ネットワーク印刷とファイル共有に関係。
  • Task Scheduler : 「自動」→任意で適宜入切。DAW稼働時は「無効」が適? OSのタスクスケジューラ動作。
  • TCP/IP NetBIOS Helper : 「自動」→基本「自動」適宜入切。LAN非稼働時「無効」可。NetBIOS通信関連。
  • Telnet : 「無効」→「無効」のまま。Telnet通信関連。停止推奨。
  • Themes : 「自動」→通常時「無効」適宜入切。画面スキンの「テーマ」。画面設定変更時以外は停止可能。
  • WebClient : 「自動」→「自動」が無難か?LAN非稼働時「無効」可?。WebDAVクライアント機能?、詳細不明。
  • Windows Firewall/(ICS) : 「自動」→通常時「無効」適宜入切。Windowsファイアウォール機能本体らしい。
  • Windows Time : 「自動」→「手動」もしくは「無効」。「日付と時刻」の自動時刻合わせ機能らしい。
  • Wireless Zero Configuration : 「自動」→基本「自動」適宜入切。無線LAN関連だが有線LAN時にも必要らしい。
  • 自動更新(Automatic Update) : 「自動」→適宜入切。通常時「無効」。WindowsUpdateサイトの利用機能。

■ §8. グループポリシー

「スタート」→「ファイル名を指定して実行」→「gpedit.msc」起動≫

※「ユーザの構成」よりも「コンピュータの構成」の設定が優先となる。

§§ ▼CD-ROMドライブ自動再生停止

● 8-1. CD-ROMドライブ自動再生停止

「管理用テンプレート」→「システム」→「自動再生機能をオフにする」。

目的 : ドライブ監視機能をオフにする設定。これで挿入メディア上にあるオートランプログラムの自動実行は阻止される。

※この設定は敢えて行わず、毎回メディア挿入時には「Shift」を押しながらセットする、という手段もあり。


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