名古屋放送局

2009年10月24日 12時19分更新

中部空港の国際線 便数最少に

10月25日から来年3月末までの冬ダイヤで、中部空港を発着する国際線の便数は、旅客と貨物をあわせて週あたり 275便で、今の夏ダイヤより19便減少します。これは、ピーク時の2年前の夏ダイヤと比べて約3分の2の便数で、5年前の開港当時の週 293便をはじめて割り込み、これまでで、最も少なくなっています。特に旅客便は、新たに就航するのは中国東方航空の中国・南京を結ぶ週2便だけで、日本航空がパリや韓国・仁川との間で週7便ずつ運航していた直行便廃止を決めるなど、景気悪化でビジネス客の利用などが落ち込むなかで、減便が相次ぎました。空港会社は「中部空港乗り入れを前向きに検討する航空会社もあり今後も努力する」と話しています。