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逆転負けに落合監督苦笑い「何も聞くな」…中日

10月24日8時0分配信 スポーツ報知

 ◆クライマックスシリーズ・セ第2ステージ▽第3戦 巨人5―4中日(23日・東京ドーム) 勝利のシナリオが名手のエラーから崩れた。2点リードの8回2死二、三塁。亀井の詰まった打球を遊撃・井端がファンブルし、三塁走者の坂本の生還を許した。「アウトにしないといけない球。誰でもアウトにできる打球でした」。なおも一、三塁から浅尾が脇谷に右越え二塁打を浴び、逆転を許した。

 流れは竜に向いていた。追いつかれた直後の7回1死一、三塁から森野の二ゴロ、ブランコの右前適時打で2点を勝ち越した。だが、満を持して8回から登板した浅尾が先頭の坂本に四球を与えるなど、制球難を露呈。「次に頑張るしかないです」と、細身の右腕は言葉を絞り出した。

 初戦に快勝した後、2連敗でついに土俵際に追い詰められた。試合後、「何も聞くな。新聞記者が何を考えているかぐらいはオレも分かっている」と、落合監督は苦笑いを浮かべながら帰りのバスへと歩いた。第1ステージでもヤクルトに王手をかけられながら、粘りを見せて生き残ったオレ流軍団。不屈の精神で3連勝を飾るしかない。

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最終更新:10月24日8時0分

スポーツ報知

 

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