実践 ＤＴＭ・楽曲制作 基本編 ７
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さてさて、作曲と言えば「コレ」でしょう。。。というものが今回から出てきます。
ええ、久しぶりですね「ダイアトニック」の話をするの。。。
ああ〜・・・何もかもが懐かしい（−−；
こいつに一回フルボッコにされて挫折したんだよねぇ、私。 しかし、味方に付ける事が出来たら、これほど強力な奴はいないでしょう。
例えば「もう、涙が出るくらいの流れでサビ１６小節を短時間で作りたい」と考えれば
大体、キーボードで弾きながら制作時間５分。録音本番（ＭＩＤＩ打ち込み）に２分。
ＣからＣ’を作るのに５分で計１２分くらい。ちょいと時間的な余裕が無いため、 クオンタイズしてないから、若干Ｃ’でテンポ速くなっちゃったままだけど。 ダイアトニックは、こういうことを可能にしてくれる魔法の理論かもね。
この手の流れなどは、所謂「ボイシング」などと基本的には似たようなもので、
この音は「�侠��察廖棔峭圓�先が短・減」の「泣きのメロディ」から始めて、 「短での移動で始まり」・「間に長を挟んで」・「また短で帰っていく」のと、 トニックの移り変わりで出来ています。これで、さらに「小楽節の入り口で跳躍ばかり」してるんですね。
これは「�侠��察瓧凝拂渓�」で、しかも「短・減」の【最高の「泣きの６度跳躍」】だと分かったので、
使ったのですけどね。もし、コレに気付かなかったら、作ってないかもね。 ちなみに【長の６度跳躍】は、クリスタルキングの【大都会】の「あ〜〜あ〜〜〜〜〜！！！」になります。
この「ダイアトニック」という理論を覚える上で基本になるのが、
【どこから？】・【どこへ？】・【どういう風に？】の繋がりを数多く「耳と理論の両方で覚える」ことです。 例えば、ギターを弾いている人なら「�侠��后廚箸いΕ魁璽豹聞圓呂澗乎里世隼廚い泙垢�、 これは「�兇砲箸辰董↓垢琉銘屬�完全４度」という条件が満たされていないと、おかしくなります。
じゃあ「完全４度だったら良いんだな？」と言って、
いきなり�帰��検粉袷苅甘戞砲惺圓辰討癲△修譴世韻世班當未呂�かしくなります。 ボイシングや、ボイシングの形（Ｃ→Ｇ→Ｆ ※Ｃｓｕｓ４のアルペジオ化）を利用するなど、 （※※先日の記事で紹介したドラクエ２の「遥かなる旅路」をＣに移調して引くと↑出だしがコレになる ※※※ファイナルファンタジーの主題曲も、出だしが（�機瓧辰両豺隋烹但�Ｆ→Ｇ→Ｃのｓｕｓ４です）
これはダイアトニックやボイシングが余りに音楽理論の中で有名すぎて、
肝心な事なのに知られないままになっている考え方でもありますが、 「その場の音→半→全」で覚えてから、後でボイシングやダイアの流れを覚えてしまうというのも１つの手です。
特にキーボードを使っている人は、見たらすぐに分かるはずですから（黒鍵を飛び越えたら全・すぐ隣だと半）
要所・要所の「まず使う音」は、難しいボイシング名と構成音を覚えるよりも、確実に「即実践」で使えます。
・・・５時間も掛けてダイアトニックの表を作っておいた自分がこう言うのもおかしいでしょうが、
まずは「曲を作れる事」が最大の目的なので、最初は簡単なところから。（いずれ、ダイアも出てきますよ） 要するに最も簡単な「順次進行」を理解していないのに、いきなりダイアは理解できないということです。 （つうか、ココを飛ばすのは、ほとんど飛び級目指せｗみたいな事になりますからねぇ）
作曲に必要な「順次進行」はダイアと同じく【始発】・【終止】・【継続】に
そして、それぞれ【上り】・【降り】に分けることが出来ます。 順次の基礎を一通り覚えたら、所謂「３分作曲」も可能になってきます。 ちなみに、本当に３分で、いま作ってみました。（完全無調整の状態です。キーボードで演奏したまんま）
最後の「終わりの３音」が「降りの終止系の順次進行」です。
「降りの終止形」というのは、その場で終わらせたい時に、その名の通り「小節を終わらせる」 そんな器用な事が出来る音の流れです。一番最初にご紹介した「その場の音→半→全」ですね。 ・・・じゃあ、これ以外のものを。
「その場の音→全→全→半→全」
この順次進行の特徴としては「調性・スケールを無視して半音や使ってはいけない構成音を踏んでいても、
なかなか不自然にならない」というのが、ものすごく嬉しいですねぇ。
こういう「プチテクニック」をやっている内に、「なぜダイアが必要なの？」
「なぜ、これだけで小節を終わらせることが出来るの？」「他には何か無いの？」と 考えられる余裕が出てくれば、その時はダイアを理解するタイミングだと思います。 ちょいと、記事（つうか、画像）を作りながら＋キーボードを弄りながら色々と考えていてね。。。
「ちょっと・・・順序を間違えたかな？（−−； 幾らなんでも、いきなりレベル上げすぎじゃね？
音楽をつい最近始めたばかりの人がコレ（このコーナーの流れ）を見て、分かるのかよ・・・」と。。。
少し反省 orz
ですので、ダイアトニックの説明の前に、まずは「順次」・「３度」・「４度」と、
順番に「まず、これで流れを自在に決められる、そんな鍵盤の押す順序」から。 長６度・減６度の説明まで終わってから（７ｔｈ関係はイヤでもダイアトニックで使うから除外） ダイアの説明に移るようにします。・・・あの画像で５時間も掛けてた今日一日って、一体何？（−−；；； |
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＞例えば「もう、涙が出るくらいの流れで
宗次郎 - 大黄河 ヒーリング・ベスト plus - HMV
http://www.hmv.co.jp/digital/product/detail/sku=2115178104
中の『惜別詩』
http://dvweb.mpf.arcstarmusic.com/mdb_dst2/appendix4/1D/c11S3D_2679550.asx
2009/10/23(金) 午後 10:34
テクニックとしては、同種の跳躍→全音下降の見本みたいな形も多々ありますね。
飛び方と下がり方で意味が変わりますから、使うタイミングは無数にあるのだけど、
音自体が結構特色あるものなので、サビ以外の場所での使い分けは
結構厳しい流れでもあるのですけどね。
2009/10/24(土) 午前 7:42