芸能界史上最多　傍聴行列２２３２人…押尾被告初公判

　麻薬及び向精神薬取締法違反の罪で起訴された俳優・押尾学被告（３１）の初公判が２３日、東京地裁４２５法廷で開かれた。

　押尾被告の初公判には、２０枚の一般傍聴券を求めて２２３２人が東京地裁に列を作った。２１日に行われた酒井法子被告の夫・高相祐一被告（４１）の１５５７人を上回り、倍率も１１１．６倍。現時点で芸能人裁判として過去最高の倍率となった。

　過去の芸能人裁判で傍聴希望者が最も多かったのは８７年４月に行われたビートたけし（６２）のフライデー襲撃事件・初公判で１３５１人。次いで、今年１月に大阪地裁で行われた音楽プロデューサー・小室哲哉氏（５０）の巨額詐欺事件・判決公判が１３０４人。００年８月の故・横山ノックさんの強制わいせつ事件の判決公判にも９１９人。しかし、２６日の酒井被告の初公判はそれを上回る人が殺到すると予想され、傍聴希望者数、倍率とも塗り替えることになりそうだ。