岡山放送局

2009年10月23日 18時6分更新

踏切事故を想定した訓練

踏切でけが人がでる事故が起きたことを想定した訓練が23日新見市で行われました。

この訓練はJR西日本が行ったもので、新見駅近くのJRの敷地では、JRのほか警察や消防などの関係者およそ50人が集まりました。

訓練は、自転車に乗った人が遮断機をくぐって踏切のなかに入って列車と衝突し、けがをしたという想定で行われました。

訓練が始まると列車の車掌は車内放送を使って事故が発生したことを乗客に伝える一方で、JRの輸送指令に状況を報告しました。

現場では連絡を受けた救急車や警察がかけつけ、けがをした男性の状況を確認して担架で救急車まで運んでいました。

JR西日本によりますと、岡山支社管内では、今年4月から22日までにあわせて6件の踏み切りでの人身事故が起きていると言うことです。