新見市のニジマス養殖場で卵を取り出す作業が行われています。新見漁協のニジマス養殖場では毎年、ニジマス15万匹とアマゴ20万匹を卵から育てています。体長50cmから60cmほどでお腹の中に卵を宿しているニジマスのメスを池に入れておきます。そして職員が2人がかりでニジマスを採卵専用の台に乗せ、手でお腹をしぼるとオレンジ色の卵が出てきます。大きく口を開き、体をくねらせるニジマスは産みの苦しみに耐えているようです。1匹から約2000粒の卵がとれるそうです。この後、卵にオスの精子をかけ、鳥の羽で作った専用のハケで静かに混ぜて受精を待ちます。約4週間で3cmほどの稚魚になり、来年の秋には20cmほどになって釣り堀などへ出荷します。新見漁協のニジマスの採卵作業は11月いっぱいまで続きます。
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