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	ＪＲ事故被害者が当時の支社長ら「不起訴不当」と申立
	大阪府庁ＷＴＣ移転案、２６日に委員会で採決へ
	覚せい剤所持で京大生を逮捕
	ＪＲ西　山崎前社長が取締役「解任」
	府庁ＷＴＣ移転案の行方は？　最後の論戦
	「９年前の強盗」証拠品を紛失　京都府伏見警察署
	ＪＲ西日本別の２委員にも接触　報告書案漏えい問題
	宅八郎容疑者　脅迫容疑で書類送検
	コンビニ強盗　１８万円奪う
	店舗兼住宅で火事　大阪・鶴見区
	六甲山小学校で火入れ式
	時計修理競技全国大会　滋賀・大津市
	鞍馬の火祭

最終更新日時：2009年10月24日 01:01

ＪＲ事故被害者が当時の支社長ら「不起訴不当」と申立

ＪＲ福知山線脱線事故の負傷者が、懲罰的な日勤教育が事故を招いたとして元運輸部長２人を起訴するよう、２３日に神戸第一検察審査会に申し立てました。申し立てを行ったのは事故で重傷を負った会社員の男性（２２）です。男性はＪＲ西日本の懲罰的な日勤教育が運転士にプレッシャーを与え事故を招いたと主張し、当時社員教育の責任者だった三浦英夫元運輸部長と前任者の橋本光人元大阪支社長が危険性を認識しながら改善を怠ったとして業務上過失致死傷の罪で起訴するよう求めています。男性の母親は「日勤教育は教育ではない。日勤罰則というか、そういう感じだと思う、許せない思いが今回の申し立てにいたりました」と記者団に語りました。ＪＲの元部長２人について神戸地検は今年７月、事故との因果関係を立証できないとして不起訴処分にしています。

( 2009/10/24 1:00: 更新)

大阪府庁ＷＴＣ移転案、２６日に委員会で採決へ

大阪府議会総務委員会

大阪府庁のＷＴＣへの移転をめぐる議論が大詰めを迎えました。賛否について２６日の採決日までもつれこみそうです。大阪府議会では、府庁の移転案を審議する総務委員会が２３日開かれ、最後の質疑が行われました。移転案が可決されるには３分の２の賛成が必要で、否決された場合橋下知事は出直し知事選への動きも見せています。このため、予算案に組み込まれているＷＴＣの第２庁舎としての先行取得を過半数の賛成で可決した後、府庁移転を議論する動きもあります。委員会終了後、大阪府の橋下徹知事は「橋下自身の政治的な態度・ふるまいはどうなんだ、という話に最終的には行き着くのでは」と話し、自民党の吉田利幸幹事長は「賛成の方が多い。何とか総意を求めて決断したい」と語りました。移転案は２６日に採決される予定です。

( 2009/10/24 0:40: 更新)

覚せい剤所持で京大生を逮捕

京都大学の会見

覚せい剤を隠し持っていたとして、京都大学の男子学生が逮捕されました。大学生は当初「自分の健康の為に持っていた」と話していましたが、現在は否認しています。覚せい剤取締法違反の疑いで現行犯逮捕されたのは、京都大学経済学部４年・吉岡風志容疑者（28）です。吉岡容疑者は今月３日、大阪市西成区の路上でポリ袋に入った覚せい剤およそ0．01グラムを財布に隠し持っていた疑いがもたれています。吉岡容疑者は当初「自分の健康のために持っていた」と話していましたが、その後の調べで「覚せい剤とは知らなかった」と否認に転じています。京都大学の大西珠枝副学長は、「学生の指導を徹底してきたにもかかわらず、十分でなかったことについて遺憾に思ってます」と会見で謝罪しました。京都大学では「今後の司法の捜査を待つと共に、大学としても必要な対応を取り正に対処したい」としています。

( 2009/10/23 19:14 更新)

ＪＲ西　山崎前社長が取締役「解任」

佐々木社長が前原大臣に報告

福知山線脱線事故をめぐる調査報告書の漏えい問題、ＪＲ西日本の１２７人もの社員が情報の入手に気づいていたことがわかりました。情報工作を主導した山崎前社長ら２人は取締役を辞任、事実上、解任されました。２３日、ＪＲ西日本の佐々木隆之社長は前原国交相に一連の情報工作問題に関する社内調査の途中経過を報告しました。前原国交相は「社の中枢部が組織だって隠蔽工作、情報漏えい工作を行ったと言われても仕方がないと思う」と話しました。社内調査ではこれまでに明らかになった事故調査委員以外に、あらたに２人の委員に対して接触していたことが判明。また、社員にアンケートを実施した結果、１２７人が情報漏洩について知っていたと回答し、さらに、３６人は具体的に知っていたことがわかりました。こうした組織ぐるみでの情報工作を主導した山崎正夫前社長と土屋隆一郎副社長が、きょう、取締役の辞表を提出し、事実上、解任されました。佐々木社長は「今後両名は社長特命事項を担当する嘱託として、当面は今回の問題の調査に対応するとともに、今後とも事故にかかわる説明会の諸対応などにあたる」としました。また、２２日、検察審査会は、ＪＲの歴代社長が脱線事故の刑事責任を問われないのは「到底賛同できない」として起訴すべきと議決したことを明らかにしました。「起訴相当」とされた３人のうちの１人、井手正敬元社長は昨夜、帰宅する際は無言で、その後インターホンごしに「何も言いません」とだけ話し、報道陣の問いかけにもノーコメントを貫きました。神戸地検は井手元社長ら３人の歴代トップについて再捜査し、３ヶ月以内に起訴するかどうかの判断を再び下すことになります。

( 2009/10/23 19:14 更新)

府庁ＷＴＣ移転案の行方は？　最後の論戦

今月２６日に採決予定

タイムリミットが迫る中、府議会で最後の論戦です。大阪府庁のＷＴＣ移転をめぐり反対意見も根強い議会をどう説得するのか、橋下知事が正念場を迎えています。
２３日午後３時、橋下徹大阪府知事は総務委員会で「庁舎移転が完遂すれば府市連携の象徴的なシンボルになる。今の動きを絶やすことなく、さらに加速していきたい」と改めて強い決意を示しました。いっぽう自民・無所属ネットの吉田利幸幹事長は「知事の思いだけが府政の舵取りをするのではなく（議会の）合意を得て施策を進めることが重要」とチクリ。橋下知事が掲げる構想に賛成か、反対か、議会の動きも活発になっています。
２２日夜、主要会派の自民・民主の議員たちが相次いで会合を開き、移転案への態度について話し合いました。同じ会派でも賛成派、反対派がいて、意見はなかなかまとまりません。
「２４日にはなんとかまとめていけるよう努力はする。（方向については）まだそこまでは言えない」（自民・吉田幹事長）
「できたら意見を集約していきたいが、みんなとよく相談しないと」（民主・西脇邦雄幹事長）
移転実現には３分の２の賛成という高いハードルがあります。議会の側にはまずＷＴＣを第２庁舎として先行取得し、その後さらに議論してはどうかという意見も。これなら過半数の賛成で可決できるからです。
否決なら出直し知事選もありうるとする橋下知事。議会との間で心理戦が展開されています。けさの橋下知事は「やれることはやり尽くした。最後は政治家の将来ビジョンに対するスタンスの違い。もう理屈で論戦してもしょうがない部分はある。有権者にきちんと見ていただくしかない」とふっきれた様子でした。
総務委員会では公明・鈴木和夫府議の「（ベイエリアの）開発事業である限り、いつまでに何社の企業を集めてどれだけの分譲をするかを明確にするのが本来の役割だが、まったく書かれていない」との指摘に対し「企業誘致ということになると不確定要素も多々あるので、２７００億円・３２００人以上という大きな目標だけでも行政としてはかなり踏み込んだ数字」と回答。
共産・小松久議員の「ＷＴＣビルに府庁が移転すれば防災拠点になる。想定を上回る地震被害については最新の知見に誠実に謙虚になるべきでは？」との指摘に対しては「防災の件は府と市でこれまでにない防災の対応策をつくりあげている」と答えました。
今月２６日に採決が行われる予定の移転案。タイムリミットまで、ぎりぎりの攻防が続きます。

( 2009/10/23 19:14 更新)

「９年前の強盗」証拠品を紛失　京都府伏見警察署

敷地内の倉庫から証拠品が紛失（京都府伏見警察署）

京都府伏見警察署が、９年前の未解決の強盗傷害事件の証拠品を紛失していたことが分りました。伏見署によりますと、紛失したのは２０００年３月に伏見区内の住宅に男が押し入り、住民の女性を縛って現金などを奪った事件で、現場に残されていたＤＮＡに関する証拠品です。この証拠品は署内の倉庫に保管されていましたが、ことし８月に別の事件で逮捕した男とＤＮＡ型が一致したため、捜査員が探したところ、紛失が分かったということです。伏見署では「ＤＮＡの鑑定書が残っているため、捜査には影響ない」としていますが、先月、被害者に経緯を説明し、謝罪しました。伏見署では、ことし３月にも窃盗事件の証拠品など数十点を紛失したことが発覚しています。

( 2009/10/23 14:13 更新)

ＪＲ西日本別の２委員にも接触　報告書案漏えい問題

ＪＲ西が新たに別の委員にも接触

福知山線脱線事故の報告書案の漏えい問題で、ＪＲ西日本はこれまでに明らかになったのとは別の２人の委員にも、接触していたことがわかりました。これは、社外の有識者でつくる委員会が進める社内調査で明らかになったものです。ＪＲが接触したのは、運輸安全委員会の２人の委員で、元運輸省幹部の楠木行雄委員には２００６年１２月に、学生時代からの友人の垣内元社長が接触しました。また、旧国鉄出身の宮本昌幸委員には２００７年２月の意見聴取会の直前、土屋副社長の指示で社員が勤務先を数回訪問し、接触をはかりましたが、情報は入手できなかったということです。２３日午後、ＪＲの佐々木社長は前原国土交通大臣に経過報告をする予定です。また調査結果を受けて、山崎正夫前社長と土屋副社長は辞任する方向です。

( 2009/10/23 12:48 更新)

宅八郎容疑者　脅迫容疑で書類送検

インターネットに知り合い男性を脅迫する内容を書き込む

オタク評論家として知られる宅八郎容疑者がインターネットに、神戸市内の男性会社員の殺害を予告する内容の書き込みをしたとして２３日午前、書類送検されました。脅迫容疑で書類送検されたのは、オタク評論家の宅八郎容疑者（４７）です。兵庫県警の調べによりますと、宅容疑者はことし３月、インターネットサイトの自分の日記の中で、神戸市内の会社員の男性（５０）の実名や勤務先を挙げて、「ぶっ殺します」「処刑する」などと書き込み、男性を脅した疑いがもたれています。宅容疑者はオタク評論家としてテレビに出演するなどしていて、男性とはインターネットを通じて知り合い、書き込みに気がついた男性がことし６月に、警察に被害届けを出して事件が発覚しました。調べに対して、宅容疑者は、「先に男性が心外な書き込みをして、裏切られたと思った。私の書き込みは文筆家としての表現の一つ」と話しています。

( 2009/10/23 12:43 更新)

コンビニ強盗　１８万円奪う

男性店員に刃物を突きつけ脅す（防犯カメラの画像）

２３日未明、奈良県天理市のコンビニエンスストアに刃物を持った男が押し入り、現金約１８万円を奪って逃げました。午前３時過ぎ、天理市指柳町のコンビニ「ファミリーマート天理指柳町店」に刃物を持った男が押し入りました。男は棚の整理をしていたアルバイト店員の男性（２１）の腕をつかむと、刃物を突きつけて、「カネ、カネ」と脅し、奥の事務所へ連れて行きました。そして事務所にあった現金袋と、レジに入っていた現金計１８万円を奪い、歩いて東の方向へ逃げました。事件当時客はおらず、店員にケガはありませんでした。逃げた男は年齢２０～３０歳、身長１５５センチぐらいで、上下白いウィンドブレーカー姿。白いマスクと手袋を付け、黒いカバンを持っていたということです。警察は強盗事件として、防犯カメラの画像を解析するなどして捜査しています。

( 2009/10/23 12:37 更新)

店舗兼住宅で火事　大阪・鶴見区

７９歳男性が煙を吸って病院に搬送

２３日朝早く、大阪市鶴見区の店舗兼住宅で火事があり、７９歳の男性が煙を吸って病院に運ばれました。午前５時１５分ごろ、鶴見区諸口にある「福田サイクル」の店舗兼住宅が火事だと、通行人から消防に通報がありました。消防に通報した男性は、「煙が家からばーっと出とったから、もう危ないなーと思って、すぐに１１９番した」と話していました。消防車１７台が駆けつけ、消火にあたりましたが、１階と２階の店舗部分の６０平方メートルが燃え、火は約５０分後にほぼ消し止められました。この火事で、一人暮らしの福田満夫さん（７９）が煙を吸って病院に運ばれました。警察の調べによりますと、福田さんは出火する１５分ほど前に起きていたということです。警察と消防は現場検証をして詳しい出火原因を調べています。

( 2009/10/23 12:33 更新)

六甲山小学校で火入れ式

２３日は霜が降り始める時期の「霜降」

二十四節気のひとつ「霜降」の２３日、神戸市の六甲山にある小学校では早くもストーブの火入れ式が行われました。標高約８００メートルにある六甲山小学校では毎年、二十四節気で霜が降り始める時期とされる「霜降」の日に、ストーブに火を入れています。午前７時の気温が９．５度と冷え込むなか、児童たちは手作りの道具を使い、江戸時代の方法で火おこしに挑戦します。火種をつくっては息を吹きかけ、約４０分かけてようやく火が燃え上がると、「やったー」と大きな歓声が上がりました。火を起こした児童は、「まずは気持ちやな。（火を）つけるぞという熱い気持ち」と話していました。火は早速、玄関ホールのストーブに移され、子どもたちは小さな手をかざして暖をとっていました。

( 2009/10/23 12:30 更新)

時計修理競技全国大会　滋賀・大津市

「精密」「複雑」な時計部品を相手に挑戦

精密で複雑な構造の時計の修理技術日本一を競う全国大会が２３日、滋賀県大津市で行なわれています。「時計技能競技全国大会」には、時計メーカーの社員や専門学生など全国から４２人が参加して、時計修理の細かい作業に取り掛かっています。この大会は時計の修理技能の向上を目指して、時計業者などでつくる団体が毎年、開催しているものです。競技は同じ条件の不具合箇所があるアナログ式の腕時計を、制限時間内に分解・修理して正常に戻し、その早さや正確さで順位を競います。参加者らは顕微鏡やピンセット精密ドライバーなどを使って、数ミリほどの細かい部品を相手に真剣な表情で修理作業にあたっていました。競技は夕方まで行なわれ、２４日は成績発表と表彰式が行なわれます。

( 2009/10/23 12:24 更新)

鞍馬の火祭

京都の秋の夜空を炎で照らす「鞍馬の火祭」が行なわれ、秋の夜空の下、大勢の観光客が燃え盛る松明に酔いしれました。秋の日が暮れなずむころ、京都市左京区の鞍馬の山奥に「神事に、まいらっしゃれ」との声が響くと、家々の前のかがり火に火がともされます。そして、およそ３００本の松明を持った、わらじに締め込み姿の若者たちが、勇ましい掛け声とともに練り歩くと、町並みは炎に包まれて、幻想的な光景が広がります。「鞍馬の火祭」は、およそ１０００年前の平安時代、京都御所にまつられていた神様を鞍馬にむかえたとき、村人が火を焚いたのが始まりとされています。今年は、秋の涼しげな夜空に恵まれ、去年よりおよそ３７００人多い一万人ほどの人出となりましたが、訪れた人たちは、火の粉とススが舞い散り乱反射する秋の夜空に見とれていました。

( 2009/10/23 12:04 更新)

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