鳩山首相、ASEAN会合へ出発 共同体構想をアピール鳩山由紀夫首相は23日夕、東南アジア諸国連合(ASEAN)関連の首脳会合に出席するため、タイのフアヒンに向け羽田空港から政府専用機で出発した。一連の会合でASEANとの協力関係を確認、自らが掲げる「東アジア共同体構想」をアピールし、理解を求める考えだ。 首相は24日午前にASEAN首脳と会談し、24日午後にはASEANと日本、中国、韓国首脳による会合に参加する。25日にはインド、オーストラリア、ニュージーランドを加えた東アジアサミットに出席。合間にタイ、インド、マレーシアと、それぞれ首脳会談を予定している。 首相は、2020年の温室効果ガス排出量を1990年比25%削減する中期目標への協力を要請、ASEAN内の経済格差問題への取り組みを表明する意向。タイやベトナムなどメコン川流域5カ国と日本が11月に東京で開く「日メコン首脳会議」に向け開発支援や環境破壊の防止、感染症対策での協力についても意見交換する。 【共同通信】
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