(cache) 岐阜県職員の新規採用を凍結へ 財源不足で、11年度から - 47NEWS(よんななニュース)
  47NEWS >  共同ニュース  > 記事詳細
  【PR情報】
  【PR情報】
  •  ニュース詳細     
  • 岐阜県職員の新規採用を凍結へ 財源不足で、11年度から

     岐阜県の古田肇知事は23日、2011年度から一般行政職員の新規採用を凍結する方針を明らかにした。県は10年度から300億円以上の財源不足に陥ることが予想されており、人件費を年間約2億円削減し、財源を補うのが狙い。

     総務省は「自治体の新規採用の有無にかかわる統計はないが、都道府県レベルでの凍結は珍しい」としている。

     県によると、4年制大卒の初任給は年間約360万円で、毎年約60人を採用してきた。10年度は既に内定を出しており、11年度から2、3年間、警察官や教員などを除いた一般行政職員の採用を見送る方針。

     これに伴い、現在15%カットしている古田知事の給与も30%カットとする。職員給与は09年度予算から3・5~7%カットを実施しており、今後は県議会議員など特別職給与についても削減を検討する。

     古田知事は記者団に「職員の思い切ったスリム化を図る。(現職職員を)解雇するわけにはいかないため、新規採用を見送らざるを得ない」と話した。

      【共同通信】