ゴルフ場のフェアウエーをダッシュする長谷川(中央)。左端は粟生=神戸市・有馬ロイヤルGC
「WBC世界バンタム級タイトルマッチ」(12月18日、神戸ワールド記念ホール)
王者・長谷川穂積(真正)が22日、兵庫・有馬での合宿を公開した。アップダウンが激しいゴルフ場のコース内を約9キロ走り込み、その後すぐにダッシュ走。夕日が芝生を赤く染める中、必死の形相で足を動かした。
早朝にも約18キロ走っており、1日の合計は過去最長となる約30キロだ。ここ4戦は2、2、1、1回と“瞬殺KO”で終わらせているだけに「やっぱり不安はあります」。長いラウンドへの対策として、ひたすら体をいじめ抜いている。
地獄のトレーニングの後は「有馬温泉に入っています。最高です」。宿泊している別荘マンションの露天温泉で、疲れた体を休めている。前WBC世界フェザー級王者・粟生隆寛(帝拳)らと18日から始めた合宿は、23日に打ち上げ。28日からスパーリングを開始する。
(2009年10月22日)