ノムさん名誉監督受諾へ、三木谷会長が直接オファー…楽天

試合前、ベンチで談笑する三木谷会長（右）と野村監督

　楽天・野村克也監督（７４）が２２日の日本ハム戦（札幌Ｄ）後、札幌市内のホテルで球団創設者の三木谷浩史球団会長（４４）と緊急会談し、あらためて名誉監督の就任要請を受けた。契約期間は３年。野村監督は回答を保留したが、三木谷会長から直接オファーされたこともあり、近日中にも受諾する可能性が高まった。

　会談には楽天の井上智治オーナー代行も同席。三木谷会長から野村監督には、次期監督として前広島監督のマーティー・ブラウン氏（４６）が内定していることや、名誉監督として今後も楽天をサポートしてほしいとの希望が語られた。野村監督はこれまで、名誉監督就任に否定的な見解を示していたが、球団創設者からの直接オファーということもあり、前向きに検討することになりそうだ。