はじめが肝心
テーマ:コーラス万歳
2009年10月16日(金)
どんなことでもそうだけど、物事を始めるときが大事である。
4月に赴任したばかりで、学校の様子もわからないのだから、
とにかく周りとの関係作りの配慮を一番に考えていった。
自分がパワフルに動き生徒たちを合唱へと勧誘していく。
しかし、これが本当に大変な作業になろうとは、このときは思いもよらないのである。
音楽の授業も授業にならないような学校で、私は、どうすればいいのだろうと考えた。
とにかく人数を集めるためには、片っぱしから声をかけて、一緒にがんばってくれる仲間を募るしかなかった。
常にポジティブな私も、何度も挫けそうになるなんてこのときは思わなかった。
なぜならば、意外に合唱をやりたい、やってみたいという人がいたからだ。
だが、ここに大きな問題があったのであり、ゆくゆくは一番の問題となることになるのである。
私は、手始めに音楽の授業で、発声練習や自分の歌声を聴かせ、声の可能性を生徒へ説いた。
今まで、感じたことなかった新しい世界を知ったであろう生徒たちの歌への関心度は一気に高まった。
さて、いよいよ合唱練習を始めるに、参加生徒の募集が本格的に始まろうとしている。