妄想日記・双葉&苺香編 第2話

2009年06月30日 18:57

妄想日記、2話目です。

双葉と苺香の結婚までの軌跡を妄想と捏造ありで(?)
お送りしようと思いますので…。

百合関係が苦手な方、自己満足ストーリーが苦手な方
その他、心臓の弱い方・18歳未満の方は、Uターンをお願いいたします手書き風シリーズ汗1

それでは…。
第1話はこちら。



次の日、朝からずっと一緒に他愛のない会話をしたり、
一緒にテレビを見たり、お互いにマッサージをしたり、
家の中の事が手に付かないくらい一緒にいた。
彼女の事をもっと知りたい、そして知るほどに
彼女の魅力に惹きこまれていった。

ふと、彼女が帰ってしまうかと思うと、私は急に寂しくなっていた。
今までに感じた事のない気持ちが、頭の中を支配していた。

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そして私は、その思いのままに行動に移す事にした。
触れるだけの軽いキス。
彼女に拒まれるかもという不安が、脳裏をよぎったけれど
そんな事を気にしている余裕はなかった。

もう一晩だけ、泊まって行って欲しい。
その願いを彼女は了承してくれた。
それがすごく嬉しかった。

翌朝、目が覚めると彼女はとっくに起床しており、
突然、セントラルパークへ行こう、と告げた。

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出会った時と同じ場所で、彼女は
私の為だけにセレナーデを弾いてくれた。
それは、とても優しく、私の心に沁みていった。

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演奏が終わると、不意に彼女はこう言った。
「どうも私、あなたの事が好きみたいだよ」
突然の事に戸惑っていると、彼女はこう続けた。
「突然なんかじゃない、最初に会った時からそう思っていた」

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話を聞くと、彼女は最初から私のことが気に入っていたようなのだ。
そして、私と話をする為にギターを弾くのを急に止めたのだという。
なんという偶然なのだろうか!

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でも、私は知っている。
彼女は特定の人と付き合う事ができないという事を。
他にも好きな人がいるだろうし、簡単にそういうことが言える人なのだろうと。

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「なぁに、そんな事を気にしているの?」
彼女は、そっと私の頬をなで、こう言った。

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「分かったわ。結婚しましょう!」
その余りの言動に、私はショックを隠しきれなかった。

続く。


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