第1話はこちら。第2話はこちら。
いつの間に用意されていたのか分からない指輪に戸惑いながらも
私はうっとりと、ただただその指輪を見つめていた。
「こんなもんで喜んでもらっちゃ困るんだけどな」
「…え？」
「ちゃんと覚えてる？結婚しようって言ったのよ？ほら、行くわよ！」
そう言うと、彼女は私の手を引いて走り出した。
訳の分からないまま付いていくと、辿り着いたのは
オールドピア・ビーチだった。
「ほらほら、式あげるわよ」
楽しそうに笑いながら、彼女はどこかに電話をかけている。
どうやら、この場所を貸しきるみたいだ…。
その行動力に唖然としていると
「さぁ、手を出して」
またもや、どこからともなく指輪を取り出して、私の指にはめた。
「…どこから持ってきたの？」
「備えあれば憂いなしって言うでしょ？はい、双葉の番」
そう言って渡された指輪を、彼女の指にはめる。
ひょっとしたら、誰とでも結婚できるように持っていたのじゃないかと
不安にもなるが、今は考えないようにしておく…。
だって、幸せなのだから。
沈みかけた夕日に誓うのは、とても彼女らしいと思ったけれど
それでも、よかった。
これから先、彼女が音楽の夢を叶えるために
私が手助けできるだけで嬉しかったのだ。
気が付いたら沢山の人に祝福されていた。
どうやら、彼女が呼んだらしい。
今日からは、もう寂しくはないな。
そう、私は思った。
終わり。
はい、長々とお付き合いいただき、ありがとうございました
文章校正とかしてないので、変かも…。
雰囲気だけでも伝われば幸いです。
出会ってから4日間のスピード婚になりましたが（しかも、同性）
シムズ２から合わせて、こういう恋愛プレイしたことなかったので
かなり画面見ながら照れましたよ…生々しすぎるよ！ｗ
ほっとけば、ずっとイチャイチャしてるしね…。
ストーリーとしては、ほとんどはフリーウィルと願望どおりです。
電話かけようとしたら向こうからかけてきたのは事実です。
双葉でプレイしていたのですが、
今度こそレズらないようにと、苺香の方には誓約嫌いを付けていたのに
付き合ってくれって言ったらあっさりokされたので
そこから先は苺香の方でプレイして結婚式をあげました。
なんの飾りつけもしてあげられなかったのが残念ですが
本人達は幸せそうなので良かったです。
おまけ。
結婚資金を稼ぐ苺香さん。
場所のレンタル代くらいはすぐ稼げるんだぜ、と言わんばかりです。
史上最高の結婚式らしいですｗ
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