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滞納者の保険証、返還求めず=後期高齢医療見直しで−長妻厚労相

滞納者の保険証、返還求めず=後期高齢医療見直しで−長妻厚労相

 長妻昭厚生労働相は23日、75歳以上を対象とした後期高齢者医療制度で、保険料滞納者に保険証を返還させ、代わりに「資格証明書」を発行する措置を原則としてやめる考えを表明した。保険証は引き続き使用できる。同日午前のTBSテレビの番組で明らかにした。
 昨年4月に始まった同制度では、災害、失業など特別な事情を除き、保険料を1年以上滞納すると、保険証と引き換えに資格証明書が交付される。資格証明書は、医療費全額をいったん医療機関の窓口で支払わなければならないため「必要な医療を受けられない」といった批判が出ていた。(2009/10/23-13:45)

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