JAL・何故私的整理にこだわるのか?
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日航「つなぎ融資」に政府保証=私的整理「ADR」申請へ
日本航空の経営再建をめぐり、政府は22日、日航が3メガバンクなど民間金融機関に要請する2000億円規模のつなぎ融資に政府保証を付ける方向で調整に入った。日航は取引金融機関に対して2200億円の債権放棄も求めていることから、新規のつなぎ融資には政府保証が必要と判断。こうした債権放棄などの協議を円滑に進めるため、日航は近く私的整理の有力手法「事業再生ADR(裁判外紛争解決手続き)」を申請する。(時事通信)
日本航空(JAL):赤字5000億円、一気に8倍に拡大・過去に例のない規模…2010年3月期
日本航空の2010年3月期連結決算で、税引き後利益の赤字額が約5000億円に膨らむ可能性があることが21日、わかった。
人員削減など巨額のリストラ費用を計上し、「負の遺産」を前倒しで処理するためで、再建を主導する専門家チーム「JAL再生タスクフォース」が、銀行団に示した再建策に盛り込んだ。日航の5月時点の予想では、赤字額は630億円にとどまっており、一気に8倍に拡大することになる。
景気悪化などによる業績の悪化で、本業のもうけを示す営業利益の赤字幅が当初予想の590億円から2000億円規模に膨らむ。さらに、9000人を超える人員削減に伴う早期退職の費用や、大型機材の処分など、リストラ実行に伴う特別損失などを織り込んだ。
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日航は、イラク戦争などの影響で国際線の業績が悪化した04年3月期に886億円の税引き後赤字となった。今回の計画はそれを大幅に上回り、過去に例のない規模の赤字となる公算だ。
日航の業績見通しは、金融機関の債権放棄額や、公的資金も含めた増資額を算出する際に前提となるものだ。このため銀行団には、「見通しが厳しすぎ、銀行の負担が過大になる」(大手幹部)との指摘も出ている。
(2009年10月22日03時05分 読売新聞)
日本航空の内部情報に関しては、これまでも度々お伝えしてきましたが、ここ暫くは私の方から連絡しないとサッパリ内部情報が寄せられなくなりました。
その理由を聞いたら次のような答えが返って来ました。
「瀬戸さんに情報を提供したのは、日本航空の隠蔽体質や国交省の対応を問題にしてもらうためでした。つまりは日本航空を何とか立ち直らせたかったからです。しかし、もう諦めましたもう日本航空はドンドン悪い方向に追いやられています。」
前原国交相は専門家チームによる政府主導の再建策にこだわっていますが、私は当初から法的な債務の整理と再建を目指すべきとして来ました。
※会社更生法や民事再生による再建ですが、この案の最終的な落としどころは世界最大の米国の航空会社との合併や提携が考えられたのです。しかし、民主党政権はその道を閉ざしてしまった。自力の再建は途方もなくお金がかかります。
実はそれが日本航空としては最善の道であると経営陣としては望んでいたのです。しかし、それでは事実上一旦は日本航空が倒産したということになるので、民主党としては受け入れ難かったのでしょう。
結局は2000億円もの巨額な資金を政府は投入することになりましたが、一体何が改善されたというのでしょう。100人以上ものスタッフが投入されていると言われていますが、我々国民には何も知らされてはいません。
労組が強く給料が高すぎる。OBの年金額が飛び抜けて高い。
このような点に関してどこまでメスが入り改善されるのか?全く不透明のままに2000億円も国民の税金がまたしても垂れ流されてしまうのでしょうか?
民主党政権の誕生で急旋回を始めた日本航空(JAL)の再建問題――。
前原誠司・国土交通大臣が切り札として送り込む直轄顧問団「JAL再生タスクフォース」の陣容が、9月25日に公表された。タスクフォースのメンバーは、リーダーの高木新二郎氏(弁護士、現野村證券顧問)以下4人が産業再生機構OBが占める人選。前原大臣にとっては「旧知の間柄」だという。
「事業再生の専門家集団」という触れ込みだが、OBのその後を見ると、不安もよぎる。タスクフォースが負う「責任」についても曖昧だ。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20090928/205716/?P=1
先ず「責任」など何も考えていないでしょう。最後は政府に押しつければ良いだけの話です。この専門家チームと称される人たちがモタモタしているお陰で、株式市場においては先行きが不透明と言うことで、日本航空の株が投げ売りされ続けました。
しかし、もしこれが最初からの作戦であったとしたらどうでしょう。一般の投資家に失望させながら実は売りを誘い、安く大量に何者かが裏で株を集めていたとしたら?
何の確証もありませんが、それだけ疑うだけの根拠はあります。何故ならばこのチームのリーダーは怪しすぎるからです。ネットで検索するとそれは幾らでも見ることができます。
パシフィックHDがついに破綻!
中国に翻弄された迷走の一部始終
http://diamond.jp/series/inside_e/09_03_21_001/
この記事を見るとこの「JAL再生タスクフォース」の主力スタッフは支那・中国の投資家グループと深い関係にあることがわかります。この記事の最後はかなり意味深な次の言葉で終わっています。
こうして命運が尽きたが、破綻までに思わせぶりなニュースリリースを連発し、株価が乱高下したことで、相場操縦を問う声も出ている。(『週刊ダイヤモンド』編集部 鈴木洋子)
日本航空株の急降下なども、何やら怪しいのではなかったのか?いずれにしても、このような胡散臭い輩に日本航空を任せ、政府保証で巨額の資金を出すことに、多くの国民は不安感を抱き始めていることだけは確かなようです。
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