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2009年10月22日(木) 19:15 |
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JR瀬戸大橋線の利用客が2億人突破
1988年から運行が始まった岡山と四国をつなぐJR瀬戸大橋線の利用客が2億人を突破しました。 しかし、利用者数は減少傾向にあり、JRでは今後PR活動などを通じ、集客を図りたいとしています。
2億人目の乗客を乗せる快速マリンライナーが坂出駅に到着しました。 午後1時24分坂出発と、午後1時35分児島発の快速マリンライナー上下線に乗車したおよそ300人全員が瀬戸大橋線2億人目の乗客です。 JR西日本の職員らから乗客一人ひとりにボールペンなどの記念品が手渡されました。 瀬戸大橋線は今から21年前、1988年4月10日の瀬戸大橋開通と同時に運行が始まりました。 本州と四国を結ぶ最初の連絡橋としてピーク時の1993年には、年間1094万人が利用しました。 しかし、明石海峡大橋の開通やマイカー普及の影響を受け、利用客は徐々に減少し、昨年度は年間800万人の利用に留まっています。 さらに今年度は、景気の低迷や新型インフルエンザなどの影響で利用客が昨年度の10〜15パーセント減少と厳しい状況が続いています。 今後JR西日本では、2億人突破の記念切符の販売や地域の魅力をいかした様々なプランを提供することで、鉄道の魅力をPRし、集客を図っていく方針です。
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