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中日投手に薬物規定違反の疑い=NPB医事委員会が調査開始−プロ野球

10月22日23時43分配信 時事通信

 日本プロ野球組織(NPB)の医事委員会は22日、中日の主力投手にアンチ・ドーピング規定違反の疑いがあるとして調査を始めた。今季この投手がナゴヤドームの医務室で疲労回復に効果のある「ニンニク注射」と呼ばれる点滴を打っていたとの新聞記事が掲載され、増島篤医事委員長が同日、東京都内で本人から事実を確認した。
 増島委員長は「基本的に本人の意思ではなく、担当医師の診断の下で(体の)調子の悪い時に静脈注射をしていた」とした上で、「(NPBは)正当な医療行為ではないニンニク注射は認めていない」と語り、カルテなどで「正当な医療行為」であることの証明が必要とする見解を示した。
 中日の西脇紀人球団代表は、早急にカルテのコピーなどを提出する意向を明らかにした。
 投与されたのは禁止薬物ではないが、世界反ドーピング機関(WADA)は、静脈内注入は緊急の医療状況などを除き禁じている。なお、規定違反があったと判断されない限り、この投手の出場は制限されない。 

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最終更新:10月22日23時44分

時事通信

 

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