2009年10月22日 20時2分更新
禅の教えを日本に伝えたとされるだるま大師の姿を1本の筆で描く「だるま画」の教室が新見市で開かれました。
新見美術館で開かれた「だるま画の教室」には地元新見市をはじめ岡山や大阪から14人が集まりました。
だるま画は禅の教えを伝えたとされる達磨大師の姿を墨の濃淡などを使って描く絵で、縁起物として利用されています。
参加者はまず木炭で下絵を描いたあとその上に筆を使ってだるまの絵を描いてゆきました。
指導に当たった新見美術館の杉井幸正館長によりますと、墨で描く「だるま画」は墨の濃淡やかすれ、それににじみといった手法を1本の筆で表現できるのが魅力だということで、ひとりひとりが個性あふれる勇ましいだるま画を描いていました。
参加した人たちはそれぞれ持ち帰って家の床の間などに飾るということです。