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三菱電機、宇宙貨物輸送機の装置を鎌倉製作所で生産へ

2009年10月22日

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　三菱電機は22日、米国で開発中の宇宙貨物輸送機「シグナス」に搭載される通信装置を鎌倉製作所（鎌倉市上町屋）で生産すると発表した。シグナスに組み込まれる装置の供給は、日本企業では初めてという。

　製造元である米衛星メーカー大手、オービタルサイエンス社から総額約60億円で受注した。通信装置はシグナスと宇宙ステーションを安全にドッキングさせる際に使われる。２０１０年～14年まで９機分を生産する。

　都内で会見した栗原昇上席常務執行役は「技術力が評価された。今後10年間で宇宙事業の売り上げを倍増させたい」と話した。

　シグナスは10年に退役が予定されているスペースシャトルの代替機として開発が進んでいる。

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