刈り取った「アキバ米」を手にするメードカフェの店員=20日午後、東京・秋葉原 メードさんの「アキバ米」いかが 電気街で地産地消アピールアキバの米をアキバでどうぞ-。東京・秋葉原で育てられた「アキバ米」の稲刈りが20日、秋葉原のビルの屋上で行われ、メードカフェの店員がバケツで栽培した稲を収穫した。31日に秋葉原で開かれるイベントで、収穫米を使ったオムライスを提供。世界有数の電気街で「地産地消」をアピールする。 バケツ三つで稲を育てたメードカフェ店員のエリザベスさんは、「最初はお屋敷(カフェ店内)で栽培していたが生育が悪く、屋外に出したら無事成長。地元の味として大切にしたい」と収穫を喜んだ。 地元の民間非営利団体(NPO)などが地産地消と食料自給率向上を掲げて企画。今年6月にバケツに植えた苗をメードカフェの店員が店などに持ち帰って育てていた。 稲刈りは「収穫の儀」と名付けられ、メード8人が参加。主催者側は、来年以降も「アキバ型農業」として続ける考えで、メードカフェで収穫品を消費する「食のサイクル」をつくり上げたいとしている。 【共同通信】
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